デジタル家電・PCについて部門ごとに年間No.1メーカーを称える「BCN AWARD」は、全国の主要な家電量販店・オンラインショップの実売データを集計した「BCNランキング」に基づいて決定しています。今回は、創設から20年を超える「BCN AWARD」を支える実売データの協力販売店について紹介します。

部門ごとに年間No.1メーカーを称えるBCN AWARD

　「BCN AWARD」は、家電量販店などの実売データを集計し、部門（ジャンル）ごとに年間販売数量累計1位のメーカーを称える制度。毎年1月に、前年の実績をもとに結果を発表します。「BCN AWARD」の年度表記は「集計対象年＋1」、つまり発表した年を示しています。

　実売データの協力販売店（2024年12月現在）は、アマゾンジャパン、エクスプライス、エディオン、NTTドコモ、玉光堂、ケーズホールディングス、コジマ、サードウェーブ、サンキュー、上新電機、ストリーム、ソフマップ、ZOA、ナニワ商会、ビックカメラ、ピーシーデポコーポレーション、三星カメラ、ムラウチドットコム、ユニットコム、楽天ブックス、綿半ドットコム（50音順）。「Amazon.co.jp」でおなじみのアマゾンジャパンはEC専業、上新電機やケーズホールディングス（ケーズデンキ）などは実店舗・ECともに運営しているハイブリッド型です。

　ひとまとめに家電量販店といっても店舗規模は一律ではなく、品ぞろえは店ごとに異なります。それだけにオンラインショップを含め、20社を超える家電量販店の実売データはまとめた「BCNランキング」は、デジタル家電市場の動向を推し量る客観的な指標として信頼性は高いといえるでしょう。
   
　また、「BCN AWARD」は毎年1月1日から12月31日までの1年間のデータを集計しているため、開店・開店セールなど一時的なセールや決済サービスのキャンペーンの影響は薄まっています。商品購入の検討の参考には「BCN＋R」の「ランキングコーナー」で公開している週間・月間ランキングを、メーカーやジャンル全体の動向の確認には「BCN AWARD」と、ぜひ二つをあわせてチェックしてください。