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K-POPガールズグループが7月に怒涛のカムバック! ソウルの人気エリアにオープンしたSTAYCのコラボカフェに行ってきた

暮らし

2024/08/08 18:00

 【父娘のコラボブログ:K-POPとその周辺のお話・11】 7月、多くのガールズK-POPグループが新曲をリリースして活動を開始しました。韓国の音楽業界では「カムバック」といって、数週間の活動期間を通じて音楽番組やバラエティ番組に出演、ネットにコンテンツを配信、オフラインイベントの開催などを活発に行っています。

BABYMONSTERコラボカフェ店内には
メンバーの写真がいたるところに

K-POPではカムバックがアーティストにとって重要なイベント

 K-POPの「カムバック」とは、K-POPアーティストがニューシングルやアルバムをリリースすることで、ファンにとっては待望の瞬間です。K-POP業界では、この新曲のリリースタイミングがとても重要であり、数カ月おきにリリースするアーティストもいれば、1年以上の空白期間を伴うこともあります。そしてカムバックのタイミングでさまざまなプロモーション活動が行われ、ポップアップストアやカフェの開催もその一つです。このようなイベントでは、アーティストをテーマにした限定メニューやグッズが販売され、そこを訪れるファンはアーティストの世界観に包まれた特別な空間として楽しむことができます。

 これらのポップアップストアやカフェには、ラキドロ(ラッキードロー)によるランダムトレカを購入することができますが、推しメンのトレカをその場でゲットすることができないときは、ファン同士でトレカを交換するなどの交流も自然と繰り広げられます。また、カムバック期間中には、音楽番組への出演やショーケース、ファンミーティングなど、数々のイベントが行われます。

 このように、K-POPアーティストのカムバックは、単なる新曲のリリースだけではなく、ファンにとっては大きなイベントとして重要な意味を持っているのです。そしてポップアップカフェのようなイベントは、新曲のリリースに伴った忘れられない思い出を作る機会となります。

 筆者の推しグループも7月に入って同時期にカムバックしており、特に7月1日に“STAYC”(ステイシー)、“BABYMONSTER”(ベイビーモンスター)、“KISS OF LIFE”(キス・オブ・ライフ)が同日で新曲を発売しました。3日は“aespa”(エスパ)が待望の日本デビューシングルを発表し、8日には“(G)I-DLE”(アイドゥル)、そして10日には筆者イチオシの“DREAMCATCHER”(ドリームキャッチャー)がカムバックするという、熱い夏となりそうな予感です。

 そして、今回取り上げるK-POPポップアップカフェは、アーティストの世界観を、食事を通して体験できるカフェとしてファンの間では人気のあるイベントの一つです。アーティストの音楽ビデオが流れる特大スクリーン、メンバーの写真がたくさん飾られたアーティストに囲まれた空間で食事やドリンクを楽しむことができます。ポップアップカフェ限定のアイドルをテーマにしたメニューを楽しむことができます。

 この食事やドリンクの特典としてランダムトレカを貰えるような楽しみもあります。ポップアップカフェは、単にアイドルのグッズを購入ということではなく、ファンがアーティストと一体となった気分に浸れるイベントとしての側面も持っています。
 

ソウルで本場のポップアップカフェに突入

 STAYCのファーストフルアルバム「Metamorphic」が24年7月1日にリリースされ、それに伴い聖水洞のカフェをSTAYCがジャックして、ポップアップストアとカフェを期間限定でオープンしました。ソウルの東側に位置する聖水洞は、かつて工業地帯としての歴史を持ちながら、現在、トレンドの発信地として若者や芸術愛好家から注目を集めています。この地区は、個性的なカフェやショップ、アートギャラリーが立ち並び、ソウルの流行の最先端を体験できる場所として知られています。

 また、大手K-POP芸能事務所であるSMエンターテインメントの本社(ファンの間では通称「KWANGYA(クワンヤ)」)があることでも知られています。ソウルの森公園から聖水駅までのエリアには緑も豊かで、かつての工場地帯の面影を残しつつ、クリエイティブな空間へと再生されたカフェやギャラリーがとてもおしゃれです。聖水洞は、ソウルで一番のホットプレイスであり、新しいスポットが続々とオープンしています。ソウル旅行に行き慣れた人でも楽しい街だと思います。
 
聖水洞にあるおしゃれなSTAYCポップアップカフェ

 筆者は7月上旬にソウルを訪問し、聖水洞にオープンしたSTAYCポップアップカフェを訪問しました。ロケーションはハイブランドのCHANNELのすぐ横にあり、1階にカフェ、2階にショップという、とても広いレイアウトで展開していました。ショップにはSTAYCにちなんだグッズがたくさん用意されており、スタンプラリー的な要素がって、グッズを購入する度にスタンプが増えるという仕組みです。

 また、アルファベットのキューブをいくつか選んでストラップを作成するワークショップもあり、単にグッズ販売だけのショップとは一線を画すような、趣向を凝らした楽しいショップとなっていました。もちろん、ラキドロもあり、CDを購入してトレカをゲットしました。そのあとは、作成したストラップを手に、1階のカフェでスイーツとドリンクを注文しました。これらのメニューはメンバーにちなんだもので、おいしいとか別として楽しいひとときを過ごすことができました。
 
STAYCのポップアップカフェでスイーツを注文
 

日本ではBABYMONSTERがコラボカフェをオープン

 それに先立ち、日本ではBABYMONSTERの1st Mini Album「BABYMONS7ER」の購入キャンペーンの一環で、TOWER RECORDS CAFE表参道店でコラボカフェが6月13日から30日までの期間限定で開催されましたので、もちろん筆者も親子で訪れました。カフェでは、メンバーのイメージに合わせた食事やスイーツが提供され、ファンはBABYMONSTERの音楽とともに特別な食事を楽しむことができます。
 
BABYMONSTERコラボカフェでスイーツを注文

 店内には直筆サイン色紙やポスターが展示され、カフェの一角では特別なグッズ売り場があるなど、ファンにとって魅力的なコンテンツが盛りだくさんです。そして、一品注文する度にランダムトレカをゲットすることができるという特典までありました。筆者は2人で6品注文してトレカを6枚いただきましたが、肝心の推しであるアヒョンのトレカをもらうことができず、若干落ち込みながら食事を楽しみました。ただし、コラボカフェはとても楽しい空間であることは間違いないですが、ついついラキドロやグッズ販売の誘惑に誘われて、予想以上に散財してしまうことがありますのでご注意ください。

 TOWER RECORDS CAFE表参道店は、音楽とカフェ文化が融合したユニークな空間で、エンターテインメントを楽しむことができるカフェです。定期的にアーティストとのコラボが行われていますので、ファンにとってはもちろん、カフェ文化やポップカルチャーを愛する人々にとっても見逃せないイベントエリアとなっています。ぜひ、コラボのスケジュールを確認してみてください。(はとりーぬ&らいか)

■Profile
はとりーぬ&らいか
東京都在住50半ばの父と20代前半の娘。共通の趣味が“IZ*ONE”から始まったK-POP推し活動で、月に数回の活動を通して韓国文化の流帆に務める日々。最近の注目はBABYMONSTERとQWERです。
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