静岡県伊東市は3月23日～4月7日の期間、「さくらの里夜桜観賞会」を開催する。

ソメイヨシノの開花状況に合わせてライトアップ

　「さくらの里夜桜観賞会」では、約4万平方メートルの広大な敷地に約40種類・1000本の桜が植えられている「さくらの里」において、ソメイヨシノの開花状況に合わせてライトアップを実施することで、昼間とは違った幻想的な桜を楽しめる。開催時間は18～21時で、桜の開花状況によっては、期間が前後する場合もある。
 
　「さくらの里」は、9～5月の長期間にさまざまな種類の桜を観賞できるスポットとして知られている。2月には寒桜や河津桜、3月には早咲き大島桜、城ヶ崎桜、伊東桜などが咲き、4月にはソメイヨシノが見頃を迎えるなど、季節ごとに違った桜が花見客を出迎える。なお、「さくらの里」は「さくら名所100選」の1つとしても認定されている。
 
　伊東市内ではほかにも、中心市街地を流れる松川沿いの松川遊歩道にて春には桜が咲きほこり、川越しに伊東温泉観光文化施設「東海館」を臨み、古きよき湯の街情緒を楽しみつつ散策を楽しめる。同所では、「伊東温泉竹あかり」を通年で実施しており、夜になると桜と竹あかりのコラボレーションが行われる。
 
　伊豆高原桜並木も、例年3月下旬になると全長3kmの桜並木が華やかに色づく、絶好のフォトスポットとして知られており、満開時期には多くの観光客で賑わっている。