パナソニックは「2023年夏の電気代に関する実態調査」をまとめた。調査は7月18~21日の4日間、インターネットで行い全国の20~60代の男女550名(男性290名、女性260名)から有効回答を得た。
「今年の夏、電気代値上げの影響を感じていますか」という質問では、半数近くの46%が「とても感じている」と回答。「やや感じている」が40%で、合わせて86%が値上げの影響を「感じている」という結果になった。
昨年と今年の夏を比較したとき、電気代が「かなり高くなった」と回答したのは34%で、「やや高くなった」が43%。合計77%の回答者が、今年の夏は昨年の夏より電気代が高くなったという。
では実際にどのくらい高くなったのかを聞いたところ、単身世帯では「2000円未満」が最も多かったものの、2%は「1万円以上」と回答している。2人以上の世帯では「2000円以上5000円未満」が41%で最も多かった。
しかし、その取り組みについて「とても効果がある」と回答したのはわずか4%。「やや効果がある」も35%で、逆に「あまり効果はない」「全く効果はない」が合わせて38%。節電に取り組んでいるものの、効果を感じにくい現状が回答からも浮き彫りになった。
三つ目は「エアコンのフィルター掃除で年間約1万円以上の節約に!」。フィルターの目詰まりは冷えや風量が弱くなるため、こまめなフィルター掃除で冷房効率を上げるというものだ。
まだまだ暑さは続き、残暑も厳しいと予想されている。健康を維持するためにはエアコンが不可欠だが、賢く使って今夏の節電に努めよう。
3割超の34%が直近の電気代が「かなり高くなった」
今年の夏は猛暑で、終日エアコンをフル稼働させている家庭は多いのではないだろうか。熱中症対策にエアコンが欠かせないのは分かっていても、やはり気になるのが電気代だ。「今年の夏、電気代値上げの影響を感じていますか」という質問では、半数近くの46%が「とても感じている」と回答。「やや感じている」が40%で、合わせて86%が値上げの影響を「感じている」という結果になった。
昨年と今年の夏を比較したとき、電気代が「かなり高くなった」と回答したのは34%で、「やや高くなった」が43%。合計77%の回答者が、今年の夏は昨年の夏より電気代が高くなったという。
では実際にどのくらい高くなったのかを聞いたところ、単身世帯では「2000円未満」が最も多かったものの、2%は「1万円以上」と回答している。2人以上の世帯では「2000円以上5000円未満」が41%で最も多かった。
節電に取り組んでいるけど、「効果はない」が38%
電気代の上昇を受けて節電への取り組みを聞くと、「積極的に取り組んでいる」が22%で、「やや取り組んでいる」が51%。7割以上が節電に取り組んでいることが分かった。しかし、その取り組みについて「とても効果がある」と回答したのはわずか4%。「やや効果がある」も35%で、逆に「あまり効果はない」「全く効果はない」が合わせて38%。節電に取り組んでいるものの、効果を感じにくい現状が回答からも浮き彫りになった。
設定温度と室外機の日よけ、フィルター掃除がエアコンの節電ポイント
パナソニックでは夏のエアコン節電術ベスト3を挙げている。一つ目は、「室温28℃を目安に設定温度は下げすぎない」。設定温度を下げるよりも風量を強める方が節電になるという。二つ目は「室外機の日よけで室外機の周辺温度を下げる」。外気温と設定温度の差が大きいほど消費電力量は大きくなるため、室外機に直射日光が当たらないようにするのがポイントだ。三つ目は「エアコンのフィルター掃除で年間約1万円以上の節約に!」。フィルターの目詰まりは冷えや風量が弱くなるため、こまめなフィルター掃除で冷房効率を上げるというものだ。
まだまだ暑さは続き、残暑も厳しいと予想されている。健康を維持するためにはエアコンが不可欠だが、賢く使って今夏の節電に努めよう。