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乳酸菌飲料が前年同月比で大幅伸長! 「ヤクルトY1000」がけん引

販売戦略

2022/07/01 12:00

 True Data(トゥルーデータ)は6月28日に、統計データに基づくドラッグストア、食品スーパーマーケットにおける2022年5月の売り上げ伸長カテゴリを発表した。データ集計期間は5月1日~31日で、6月20日にデータ抽出が行われている。

人気の「ヤクルトY1000」が「乳酸菌飲料」カテゴリの売り上げ伸長に貢献

 2022年5月の売り上げ伸長カテゴリでは、「乳酸菌飲料」の売り上げが食品スーパーマーケットにおいて前年同月比14.4%伸長、ドラッグストアで同29.0%伸長し、伸び率TOP20の上位にランクインした。

 食品スーパーマーケットでは、2021年10月に発売されてメディアでも話題になっている「ヤクルトY1000」が、「乳酸菌飲料」カテゴリの売り上げをけん引しており、True DataのID-POS分析ツール「Eagle Eye」でみると「ヤクルトY1000」は5月の乳酸菌飲料売上個数ランキングで2位となっている。

 食品スーパーマーケットにおいて、前年同月比でもっとも売上金額を伸ばしたのは「軽失禁用品・用具」で、前年同月比23.4%増となった。「Eagle Eye」を用いて「軽失禁用品・用具」の売上金額を分解すると購入者が18.0%増加しており、市場の拡大傾向がうかがえる。また、同カテゴリは2020年同月との比較では38.2%増となっている。

 外出の機会が増えたからか、ドラッグストアでは複数の化粧品カテゴリが売り上げを伸ばしており、「UVケア・サンタン」は前年同月比23.8%増、「アイライナー」は同10.9%増、「アイブロウ」は同7.2%増加した。ほかにも、ドラッグストアでは「カビ防止剤・カビ取り剤」や「マスク」といった、日用品の売り上げが前年同月よりも伸長している。
 
ドラッグストアと食品スーパーマーケットにおける、
5月1日~31日の対前年金額伸び率をランキング化