東京メトロは、交通系電子マネーのPASMOにチャージできる独自のポイント「メトポ」で還元する、「電車サブスク」ともいうべき新サービス「休日メトロ放題」のトライアルを2022年5月に実施する。対象日は5月の1、3、4、5、7、8、14、15、21、22、28、29の12日間・始発から終電まで。
4月中(4月1日10時~30日23時59分)に登録料2000円を事前に支払い、PASMOチャージ残高で対象日に東京メトロ線に乗車すると、翌々月(7月11日予定)に支払った額と同額のメトポを進呈する仕組み。乗車時にPASMOチャージ残高でいったん支払った上でポイント還元するため、利用分に応じたチャージは必要だ。
メトロの運賃は距離に応じた段階制・上限320円(IC運賃314円)のため、IC運賃199円区間(池袋~大手町など)を往復利用する場合、損益分岐点は、12日間の対象日のちょうど半分の6日(1回199円×2×6日=2388円)だが、1段階上のIC運賃242円区間(小竹向原~渋谷など)を往復利用する場合は5日に下がり、一度あたりの乗車距離が長いほどお得になりやすい。さらに、対象日に支払った運賃が合計2000円を超えると、乗れば乗るほど多く戻ってくるので、定期券を保有せず、1カ月間に必ず損益分岐点を上回る日数・距離を乗る予定があるなら4月中に申し込み、5月にメトポ登録済みのPASMOで乗車するとお得だ。
デメリットは、モバイルPASMOの場合、メトポをモバイルPASMO(スマートフォン)にチャージするためのICチャージ専用機の設置駅が少なく、うっかり有効期間内にメトポをPASMOにチャージ(交換)し忘れ、ポイント還元の恩恵を失う可能性があること。メトポに限らず、「ポイント還元」で進呈されるポイントは有効期限切れに注意しよう。(BCN・嵯峨野 芙美)
4月中(4月1日10時~30日23時59分)に登録料2000円を事前に支払い、PASMOチャージ残高で対象日に東京メトロ線に乗車すると、翌々月(7月11日予定)に支払った額と同額のメトポを進呈する仕組み。乗車時にPASMOチャージ残高でいったん支払った上でポイント還元するため、利用分に応じたチャージは必要だ。
メトロの運賃は距離に応じた段階制・上限320円(IC運賃314円)のため、IC運賃199円区間(池袋~大手町など)を往復利用する場合、損益分岐点は、12日間の対象日のちょうど半分の6日(1回199円×2×6日=2388円)だが、1段階上のIC運賃242円区間(小竹向原~渋谷など)を往復利用する場合は5日に下がり、一度あたりの乗車距離が長いほどお得になりやすい。さらに、対象日に支払った運賃が合計2000円を超えると、乗れば乗るほど多く戻ってくるので、定期券を保有せず、1カ月間に必ず損益分岐点を上回る日数・距離を乗る予定があるなら4月中に申し込み、5月にメトポ登録済みのPASMOで乗車するとお得だ。
デメリットは、モバイルPASMOの場合、メトポをモバイルPASMO(スマートフォン)にチャージするためのICチャージ専用機の設置駅が少なく、うっかり有効期間内にメトポをPASMOにチャージ(交換)し忘れ、ポイント還元の恩恵を失う可能性があること。メトポに限らず、「ポイント還元」で進呈されるポイントは有効期限切れに注意しよう。(BCN・嵯峨野 芙美)