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京都「水辺のホテル」リニューアル、「HOTEL 艸花」が4月にオープン

暮らし

2022/03/10 19:30

 アウルコーポレーションは4月22日に、「水辺のホテル 小さな白い花」(京都府京丹後市)をリノベーションして、新たに「HOTEL 艸花 -SOKA-」としてオープンする。7月には、半露天風呂やプールを備えた、一棟貸し切り型の「湖邸SOKA」開業も予定する。

作家の手仕事のぬくもりが感じられるレセプションカウンター

 「HOTEL 艸花 -SOKA-」は、「水辺のホテル 小さな白い花」の1・2階をリノベーションし、静かで眺めの美しい湖畔のロケーションを活かして、ランドスケープデザイナーによってハーブなども楽しめる庭を整えることで、より屋外をゲストに楽しんでもらえるよう趣向を凝らした。

 ゲストに自邸のようにくつろいでもらうため、あえてフルサービスは行わず、料理はセミセルフスタイルとなっている。“シェアする楽しみ”を味わってもらうためにイタリア料理をベースに丹後の山海の幸を鍋や薪窯ピッツアなどで提供する。
 
イタリア料理をベースに丹後の山海の幸を鍋や薪窯ピッツアなどで提供

 館内は、あえてリゾート感を強調することなく、シンプルなしつらえながら作家たちの作品を展示して、心地よい空間に仕上げた。メインとなるレセプションカウンターには田代裕基氏の木彫の小鳥が羽ばたき、Renのデスクライトが彩るとともに、「コミュニティラウンジ 一葉(ichiyo)」にはハタノワタル氏のデスク&スツールをしつらえるなど、ゲストは作家の手仕事のぬくもりを感じながら過ごせる。また、緩やかな時間を過ごす切り替えになるよう、レセプションカウンターではオリジナルのアロマミストの香りで宿泊客を迎える。

 水辺の景色をより身近に感じられるよう、テラスを増設したほか、庭にはファイヤーラウンジを新設した。温泉棟では、温泉につかって疲れを癒やすことができ、海へ足を延ばせば夕日百選にも選ばれた美しい景色を楽しめる。
 
庭に新設されたファイヤーラウンジ