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東京ドーム、客席販売も完全キャッシュレス化できるモバイル決済端末導入

金融

2022/03/03 09:00

 三井住友カードは、東京ドームにオールインワンモバイル決済端末「stera mobile」を約300台導入し、スタンド内で飲食物などを販売する客席販売の「完全キャッシュレス化」を実施する。

オールインワンモバイル決済端末
「stera mobile」

 この取り組みは、3月のオープン戦から稼働開始を予定している、東京ドーム過去最大規模のリニューアル・場内完全キャッシュレス化をはじめとしたDX(デジタルトランスフォーメーション)の一環となるもの。「完全キャッシュレス化」によって現金の受け渡しによる接触機会が減り、お釣授受などの時間が短縮されるため、さらに便利に利用できるようになる。

 今回導入する「stera mobile」は、クレジットカード、電子マネー、コード決済などあらゆる決済サービスの取り扱いが可能となるオールインワンモバイル端末。5インチHDカラータッチパネルを採用し、スマートフォンのような感覚で操作ができる。アプリを追加することで機能拡張も可能となっている。

 無線(LTE)対応、大容量バッテリ搭載で、持ち運んで使うことが可能。また、プリンタ付きでレシートも発行できる。これにより、飲食店でのテーブル会計、アパレル店での接客時会計、訪問先での軒下会計など、様々な業態や決済シーンで利用することができる。