JALは、修学旅行専用サイト「JAL修学旅行Webサイト」を2月14日にオープンした。


　10年ぶりに学習指導要領が改訂となり、修学旅行の目的についても「何を学ぶか」だけでなく「どのように学ぶか」も重視されるようになってきている。一方で、各地域には「主体的・対話的で深い学び」に資する様々な魅力的な教育素材があり、現在も各地方自治体から学校関係者に向けて情報提供を行っているが、今回の環境変化にともない、今後さらに積極的な情報の提供・発信が必要となっている。

　こうした背景を受け、JALは、学校関係者への修学旅行の提案と修学旅行を通じた地域活性化を目的に、各地方自治体と連携し、修学旅行に関する様々な情報をまとめたウェブサイト「JAL修学旅行Webサイト」をオープンした。同サイトでは、各地域の地域活性化・SDGsなどをテーマとした様々な教育素材や、おすすめスポットが含まれるモデルコースなどを掲載することで、学生にとって「主体的・対話的で深い学び」につながる修学旅行を提案する。

　具体的には、各地方自治体の協力のもと、各地域のおすすめスポットを回るモデルコースや、その地域ならではの体験型の教育素材などをまとめた修学旅行向けの電子パンフレットを作成した。同パンフレットを通じて、深い学びにつながる修学旅行を提案する。

　また、方面・都道府県ごとに、各地方自治体が運営する修学旅行専用のウェブサイトのリンク先をまとめている。日本各地にある様々な地域の魅力・教育素材を閲覧し、修学旅行先の検討に活用できる。さらに、各地方自治体の助成金（補助金）情報をタイムリーに提供する。助成金（補助金）を活用することでより充実した修学旅行が可能となる。

　今後は、JAL・各地方自治体による学校関係者向けのオンライン説明会の案内なども順次掲載する予定。

　同サイトは誰でも閲覧することが可能。なお、同サイトで紹介する地域については、今後順次拡大していく。