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手書きの予定をスマホに反映、スケジュール管理できるカメラ内蔵ペン!

時事ネタ

2022/01/10 18:30

 スマホを使って予定を管理する人が増える一方で、紙のスケジュール帳が手放せない人もいるだろう。そんな人にオススメなのが「N planner」。紙のスケジュール帳でありながら、書いたスケジュールを自動でスマホに反映できる便利なアイテムだ。

手帳に書いた予定をそのままスマホに反映できる
「N planner」

紙に書いた内容がデジタル化される、だけじゃない

 N plannerの特徴は、ペンで紙に書いた内容がデジタル化されてスマホに反映されるところ。ただ単にデジタル化するだけではなく、より便利に利用できる工夫がなされている点が魅力。N plannerの原理も含め、解説しよう。
 
カメラ内蔵ペン

ペンの先にカメラ内蔵

 N plannerのポイントは、専用ペン(ネオスマートペン)の先に内蔵されたカメラにある。このカメラでN plannerのスケジュール帳に印刷されている「N code」と呼ばれるコードを読み取り、どの日付に対して記入しているのか判別する。さらに、手書きした文字を読み取ることで、スケジュール帳に記入した内容がそのままスマホ上のカレンダーの同じ日に自動で同期される。見た目は普通のペンながら、中身はハイテクデバイスなのだ。

「書いた日」をスマホから確認可能

 N plannerは、普通のスケジュール帳では成しえない便利な機能がいくつかある。その一つが、スケジュールやメモを「書いた日」について後から確認できる機能だ。これを使うと、特定の日に書いたスケジュールやメモを探せる。たとえば重要な会議で記入したスケジュールやメモだけを抜き出すようなことも可能だ。

同時に音声メモも残せる

 スケジュールやメモを入力する場合、手で書くよりも口で話す方が手っ取り早い場合もある。そんな時に使えるのが音声メモ機能だ。これは、手書きの記録に録音した音声を紐付けて残せるというもの。たとえば概要だけを手書きし、詳細は口述することで、時間がない時でもしっかりと残したい内容を記録できる。

タグ付けでかんたん検索

 記入した内容にはタグ付けでき、このタグを使った検索ができる。「仕事」「プライベート」「家族」などのタグを付けておけば、大量のスケジュールやメモの中から見たいものだけを抽出するのに役立つ。

書いた内容を画像として共有可能

 手書きした内容はPNG/PDF/SVG形式で保存叶。この機能を使えば、手書きのメモを手軽に他の人と共有できる。たとえば、会議の議事録を手書きしたものを、再度文字起こしすることなく使えるので便利だ。
 
N planner

N plannerのラインナップ

 このように便利に使えるN plannerには、スケジュール帳以外にもラインナップがある。販売されている製品を紹介しよう。

3種のネオスマートペン

 N plannerを利用するのに必須となる「ネオスマートペン」のラインアップは全部で3種類。少々高価だが、同じペンを使い回すことができるので、長期的にはランニングコストを抑えられる。

 NEO SMARTPEN M1は5色展開がうれしい。通常のボールペンの替え芯が利用でき、重さは17.4g。普通のペンと変わらない使い心地だ。公式サイトでの価格は1万5100円であり、セールによってさらに割引になっていることもある。

 二つめはNEO SMARTPEN M1+。M1に比べて使用可能時間が3倍になったとされている。公式サイトでの販売価格は1万5500円と、M1+とあまり変わらない。カラーは3色展開。好みのものがあればM1+の方がおすすめだ。

 NEO SMARTPEN N2は三角形の人間工学デザインが使いやすいネオスマートペン。3種類の中では最も古いこともあり、重さは22gある。高級感のあるデザインは、ビジネス用途にマッチするだろう。公式サイトでの価格は1万6100円。なお、安価なNEO SMARTPEN dimoというモデルもあるが、カレンダー同期に非対応である点に注意してほしい。

2種のスケジュール帳

 N plannerのスケジュール帳は2種類販売されている。ひとつめはハードカバーの「N planner 2022」。ハードカバーのため丈夫であり、かつ見た目も洗練されていてどんなシーンでも使いやすいといえるだろう。バンドやしおりがあるのもうれしい。価格は公式サイトで3300円となっている。

 もう1つは「N planner slim 2022」と呼ばれる小型の製品。ハードカバー版が140x205mmという大きさなのに対し、こちらは115x180mmと小型であり、鞄などにしまいやすい。ソフトカバーのため、軽く持ち運びもしやすい。公式サイトでは1680円で販売されている。なお、N planner slim 2022は9月始まりのため、年内に買って使い始めることも可能だ(2021/9から2022/12まで対応)。

メモ帳や日記、学生用のノートも

 スケジュール帳以外の製品としては、メモ帳、筆記、学生用のノートなど、豊富なラインナップが用意されている。もちろんいずれも手書きした内容をスマホと同期できるため、手持ちのスケジュール帳やメモ、ノートをN plannerにすべて統一することでより情報の整理が楽になるだろう。
 
スケジュールを管理しやすくなる

2022年はN plannerでスケジュール管理を便利に

 手書きのスケジュール帳からスマホのカレンダーに予定を転記する作業は面倒ではあるが、会議などスマホを取り出すのがはばかられる場面もあり、紙のスケジュール帳が手放せない人もいるだろう。そんな人もN plannerを使えば自動でスマホとスケジュール帳の同期が可能。手間のかかる作業が必要なくなり、その分の時間を他のことに使える。2022年からはN plannerを使ってみてはいかがだろうか。(ライター・ハウザー)