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五輪中止の場合はどうなる? 7月・8月の祝日に関する注意点

時事ネタ

2021/06/07 19:00

 新型コロナウイルスの感染拡大になかなか歯止めがかからない状況が続いているが、東京五輪開催に向けた動きは着々と進んでいる。このまま開催される可能性は高いが、万が一、中止された場合は“五輪仕様”で組まれている今年の祝日はどうなるのだろうか。

五輪中止の場合でも2020年と同じで
祝日はカレンダー通り

 結論からいうと、もし五輪が中止された場合でも、現在の祝日に変更はない。つまり、通常は7月19日になるはずの「海の日」は7月22日に、10月11日になるはずの「スポーツの日」は7月23日に、8月11日になるはずの「山の日」は8月8日に、8月9日は8月8日の振り替え休日になる。

 これは昨年11月末に可決された特別措置法改正案によるもので、もし祝日を再度変更する場合は、法案そのものを改正しなくてはならないからだ。カレンダー通りに考えていれば問題ないのだが、2020年の五輪中止時も勘違いして祝日に出勤したり、サービスのシステムエラーが起こったりということが発生していた。もし周りで勘違いしていそうな人がいれば、さりげなく教えてあげるのがよいかもしれない。