• ホーム
  • トレンド
  • 「NAVITIME」がリアルタイムで列車遅延を計算、ルート検索機能を改善

「NAVITIME」がリアルタイムで列車遅延を計算、ルート検索機能を改善

販売戦略

2020/11/25 19:30

 ナビタイムジャパンは、総合ナビゲーションアプリ「NAVITIME」で、リアルタイムな列車遅延を考慮したルート検索機能を11月25日から提供開始した。

「NAVITIME」で遅延も考慮に入れたルート検索が可能に

 新機能では、ルートの検索条件で「リアルタイム遅延考慮」をオンにしてルート検索すると、現在発生中の列車遅延がある場合、その遅延を考慮したルート検索ができるようになる。対応路線は、東京メトロ、JR東日本、都営地下鉄。

 これまでもNAVITIMEでは、列車遅延時に、遅延情報の表示や遅延区間を避けた迂回ルート検索機能を提供していたが、顧客自身で遅れを考慮して出発時刻を設定したり、一度ルート検索や対象区間を指定してから迂回ルートを検索する必要があった。

 今回対応により、遅れている列車を自動で考慮するため、再検索の手間が省け、目的地到着までの最適なルートと正確な到着時刻を素早く把握でき、これまで以上に安心して移動することができる例えば、「遅延で会社に何時に着くかわからない」、「10分遅れている列車と他の路線のどちらが早く目的地に着くかわからない」といった列車遅延時の不安を解消し、万が一の際にも、慌てず移動するための一助として利用できる。

 また、時刻表でも遅れている列車を表示する。乗りたい路線がどのぐらい遅れているのかを一目で確認できる。

 列車遅延に関するデータは、東京公共交通オープンデータチャレンジや公共交通オープンデータセンターで公開されている列車情報や駅時刻表を活用し、ナビタイムジャパン独自の経路探索技術をもとに新機能の提供を実現している。