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まるでマダムの井戸端会議! 謎のトレンドワード「あーらー」って一体?

時事ネタ

2020/11/14 17:00

【いま注目のトレンドワード・9】 Twitterのトレンドを制する者は、時代のトレンドを制する――。突然だが、そこで、先週のTwitterトレンドを振り返り、今知っておきたいワードをピックアップする。今回は、「あーらー」に注目していく。一見すると意味不明なワードなものの、意外な真相が明らかになった。

「あーらー」の正体はあの5人組!?

 11月3日、突如としてトレンドに浮上した、あーらー。いかにもマダムたちの井戸端会議から聞こえてきそうなワードだが、一体、何がそれほどまでに世のマダムを驚かせたのだろうか。

 結論からいうと、あーらーという言葉自体に意味はない。実は、11月3日は嵐の「アラフェス 2020 at 国立競技場」開催日だったため、ファンたちがそろって「あーらーし」とTwitter上で声援を送っていた。あーらーだけが、なぜかTwitterのシステムに認識され、トレンド入りしてしまったのだ。

 実際に、“言葉の一部分だけがトレンドワード入り”した前例は意外と多い。例えば、以前には「Twitter2」がトレンドに入ったせいで、ユーザーを「ついにTwitterのバージョンアップが来るのか…」と震撼させたケースも。ところが、Twitter2も蓋を開けてみれば、VTuber・湊あくあが“Twitter2周年”を迎えたことによるファンからのメッセージが原因だった。

つまり「Twitter2周年おめでとう!」のTwitter2だけが抜き出されたわけだ。真実を知ったユーザーからは、「VR搭載型のTwitterが登場するのかとワクワクしたのに…」といった落胆の声も少なくない。

 ちなみに、11月3日は嵐関連のワードがトレンドを席巻。今回のあーらーに関しても、その後、あーらーしーとしてTwitterに認識された。Twitterの誤認識とはいえ、1度はトレンドに入るほど注目を浴びた儚い言葉。あーらーが次に息を吹き返すのは、果たしていつになるのだろうか?(フリーライター・井原亘)

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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている。