日本マイクロソフトは、10月17日に開催したSurfaceシリーズの新製品発表会の中で、米国で2020年末の発売に向けて開発中の9インチでデュアルディスプレイの手のひらサイズPC「Surface Neo」と、GoogleのAndroidプラットフォームを採用する5.6インチのデュアルディスプレイのポケットサイズPC「Surface Duo」を日本で初披露した。米国で10月2日(日本時間10月3日)に発表したもので、DuoはAndroidを採用。いずれも、2画面を360度回転できるヒンジで接続するスタイルで話題になった。日本での発売は未定。
Surfaceのマーケティングの総責任者として来日した米マイクロソフトのマット バーロゥ コーポレートバイスプレジデントは、「日本で公開するのは初めて」としてSurface Neoを持ちながら、2画面を自在に回転させながら、さまざまな使用シーンで効果的に使えることをアピールした。
例えば、2画面を広げて13インチ相当にして書籍のようにして読むことができたり、キーボードを使ってラップトップPCのような使い方もできる。一方の画面で動画を見ながら、片方の画面でメモやメールをチェックするなど、二つの画面に別々のコンテンツやアプリケーションを表示させることもできる。
ビジネスでクライアントに説明する際に、画面を相手側に回転させてプレゼンすることもできる。バーロゥ バイスプレジデントによると、「生産性が44%上がる」と語るなど、働き方改革のビジネスツールとしての可能性も示した。OSはWindows 10Xを採用する。
Androidプラットフォームを採用した点については、「顧客視点で考えた時、小さな画面ならAndroidが最適」と語り、過去にWindows Phone向けアプリが普及しなかったこともあり、多くのユーザーが使っているプラットフォームの採用に迷いはなかったようだ。
1年後に発売予定の開発中の製品を発表するという、通常では考えられない発表のタイミングについては、2画面で動くアプリの開発者に向けて、あらかじめ仕様などを公開する必要があったためだという。
スマートフォン(スマホ)では、日本初の折りたたみスマホとしてサムスンが10月10日に「Galaxy Fold」を発表して、KDDI(au)での予約を開始した。Surface NeoとDuoは、あくまでもSurfaceブランドの新ラインアップとの位置づけから、スマホとは違うPCとしてビジネスシーンで活躍するツールとしてアピールするようだ。
イベントでは、電源が入ってなく、ちらっと見せただけで実機も展示されることがなかったので、現時点の完成度は分からなかった。来年の発売までの長い間、どのようにして話題性を継続させるかという課題もありそうだ。
Surfaceのマーケティングの総責任者として来日した米マイクロソフトのマット バーロゥ コーポレートバイスプレジデントは、「日本で公開するのは初めて」としてSurface Neoを持ちながら、2画面を自在に回転させながら、さまざまな使用シーンで効果的に使えることをアピールした。
例えば、2画面を広げて13インチ相当にして書籍のようにして読むことができたり、キーボードを使ってラップトップPCのような使い方もできる。一方の画面で動画を見ながら、片方の画面でメモやメールをチェックするなど、二つの画面に別々のコンテンツやアプリケーションを表示させることもできる。
ビジネスでクライアントに説明する際に、画面を相手側に回転させてプレゼンすることもできる。バーロゥ バイスプレジデントによると、「生産性が44%上がる」と語るなど、働き方改革のビジネスツールとしての可能性も示した。OSはWindows 10Xを採用する。
スーツの内ポケットから現れた「Surface Duo」
続けてバーロゥ バイスプレジデントは、自身のスーツの内ポケットから、まさにポケットサイズのSurface Duoを取り出した。Androidプラットフォームを採用した点については、「顧客視点で考えた時、小さな画面ならAndroidが最適」と語り、過去にWindows Phone向けアプリが普及しなかったこともあり、多くのユーザーが使っているプラットフォームの採用に迷いはなかったようだ。
1年後に発売予定の開発中の製品を発表するという、通常では考えられない発表のタイミングについては、2画面で動くアプリの開発者に向けて、あらかじめ仕様などを公開する必要があったためだという。
スマートフォン(スマホ)では、日本初の折りたたみスマホとしてサムスンが10月10日に「Galaxy Fold」を発表して、KDDI(au)での予約を開始した。Surface NeoとDuoは、あくまでもSurfaceブランドの新ラインアップとの位置づけから、スマホとは違うPCとしてビジネスシーンで活躍するツールとしてアピールするようだ。
イベントでは、電源が入ってなく、ちらっと見せただけで実機も展示されることがなかったので、現時点の完成度は分からなかった。来年の発売までの長い間、どのようにして話題性を継続させるかという課題もありそうだ。