パナソニックは4月7日、「テクニクス」ブランドのターンテーブル「SL-1200」シリーズの発売50周年記念モデルとして、7色展開の限定デザインを採用した「SL-1200M7L」を発表した。主要なスペックは2019年発売のSL-1200MK7をベースとし、カラーはブルー、レッド、ホワイト、ブラック、グリーン、イエロー、ベージュの7色。発売日は5月27日で、価格は12万円。1万2000台の限定販売となる。
SL-1200M7Lは7色展開のほか、ゴールドカラーのトーンアームや「50th Anniversary&シリアルナンバー」入りのプレート、ゴールドカラーロゴ入りスリップマットなどの特別デザインが施されている。
1972年の発売から50年の歴史を刻んだSL-1200シリーズは、トルクの強いモーターや高い回転精度でハードな使用でも耐えるダイレクトドライブ方式のアナログレコードプレーヤーとして誕生。70年代中頃のDJ文化黎明期から、80年代のディスコシーンで「DJのための機能」といわれた初のターンテーブルを搭載するなど、今日までクラブシーンを支え続けてきた。
いつしかSL-1200は、ターンテーブルというオーディオ機器の枠を超え、DJにとって欠かせない「楽器」になった。演奏家が使うピアノやトランペット、フルートなどと同じように、DJが使う楽器というポジションになったのだ。実際、テクニクスの開発陣には、多くのDJから「楽器なのだから、電源や操作ボタン、ピッチコントローラーのレイアウトを変えないでほしい」という要望が上がった。そうした声を尊重し、同じ感覚で使えるようにボタンなどの位置は変更していないという。
SL-1200シリーズ初となる7色のカラーバリエーションは、コロナ禍でイベントが減り、DJの活躍シーンがクラブや自宅からの動画配信にシフトしたことにも関係がある。オンライン配信により、DJが操作する手元の映像がクローズアップされるようになり、SNSでも「映える」ターンテーブルでのプレイが注目されるようになったからだ。
企画段階におけるDJからのヒアリングでも「機材で個性を出す機会が少ないので大賛成」「自宅で練習用、PV動画撮影で使いたい」「インテリアにマッチする色が選べる」など多くの支持する意見が挙がったという。
DJとして活躍しているDJ KAWASAKIさんや大塚広子さんも、長年にわたってSL-1200を愛用しており、その耐久性や信頼性は折り紙付きとのことだ。(BCN・細田 立圭志)
SL-1200M7Lは7色展開のほか、ゴールドカラーのトーンアームや「50th Anniversary&シリアルナンバー」入りのプレート、ゴールドカラーロゴ入りスリップマットなどの特別デザインが施されている。
1972年の発売から50年の歴史を刻んだSL-1200シリーズは、トルクの強いモーターや高い回転精度でハードな使用でも耐えるダイレクトドライブ方式のアナログレコードプレーヤーとして誕生。70年代中頃のDJ文化黎明期から、80年代のディスコシーンで「DJのための機能」といわれた初のターンテーブルを搭載するなど、今日までクラブシーンを支え続けてきた。
いつしかSL-1200は、ターンテーブルというオーディオ機器の枠を超え、DJにとって欠かせない「楽器」になった。演奏家が使うピアノやトランペット、フルートなどと同じように、DJが使う楽器というポジションになったのだ。実際、テクニクスの開発陣には、多くのDJから「楽器なのだから、電源や操作ボタン、ピッチコントローラーのレイアウトを変えないでほしい」という要望が上がった。そうした声を尊重し、同じ感覚で使えるようにボタンなどの位置は変更していないという。
SL-1200シリーズ初となる7色のカラーバリエーションは、コロナ禍でイベントが減り、DJの活躍シーンがクラブや自宅からの動画配信にシフトしたことにも関係がある。オンライン配信により、DJが操作する手元の映像がクローズアップされるようになり、SNSでも「映える」ターンテーブルでのプレイが注目されるようになったからだ。
企画段階におけるDJからのヒアリングでも「機材で個性を出す機会が少ないので大賛成」「自宅で練習用、PV動画撮影で使いたい」「インテリアにマッチする色が選べる」など多くの支持する意見が挙がったという。
DJとして活躍しているDJ KAWASAKIさんや大塚広子さんも、長年にわたってSL-1200を愛用しており、その耐久性や信頼性は折り紙付きとのことだ。(BCN・細田 立圭志)