IQOS ILUMAの半額以下! 20回連続使用できる「IQOS ILUMA ONE」が本日発売

 フィリップ モリス ジャパンは3月8日に加熱式たばこ「IQOS ILUMA」の新製品「IQOS ILUMA ONE」を発表した。IQOSオンラインストア、全国8店舗のIQOSストア、IQOSショップ、IQOSコーナー、コンビニエンスストアを含む主要たばこ取扱店で、同日から順次販売開始する。

買い替えやすさ&持ち歩きやすさを重視した
「IQOS ILUMA ONE」

 同社は昨年8月にIQOSの次世代モデルとして「IQOS ILUMA」と「IQOS ILUMA PRIME」の2種類、専用スティック「TEREA(テリア)」を発売。ブレードレスでたばこ葉が散らからず、メンテナンスフリーのスマートコア・インダクション・システムを採用し、従来のIQOSの不満点を一挙に解決した。
 
昨年8月に発売された「IQOS ILUMA」と「IQOS ILUMA PRIME」

 フィリップ モリス ジャパンによると、現在のIQOSユーザーの20%がILUMAシリーズに移行。また、ILUMAユーザーの20%はこれまでIQOSを使用していなかった新規ユーザーだったという。TEREAも急成長を遂げており、発売から3カ月で加熱式たばこ専用スティックの8%を占めるシェアを獲得した。
 
発売からの短期間でIQOS ILUMAユーザーは急増
(資料はフィリップ モリス ジャパン発表会から引用)

 一方でまだ使える旧IQOSを使用しているユーザーにとって、買い替えのハードルになっていたのが価格だ。IQOS ILUMAは8980円、IQOS ILUMA PRIMEは1万2980円と決して安くはない。今回発売するIQOS ILUMA ONEは使い勝手で差別化された製品だが、価格が3980円とIQOS ILUMAの半額以下で、より買い替えやすくなっている。

 IQOS ILUMA ONEはILUMAシリーズ最大の特徴であるスマートコア・インダクション・システムは踏襲。ホルダーと充電ケースが一体化したコンパクトなデザインにすることで、持ち歩きがしやすくなった。価格が手頃になった分、IQOS ILUMAとIQOS ILUMA PRIMEに備わっていたオートスタートやスマートジェスチャーなどの機能は省かれている。

 長年のIQOSファンであれば形状から「IQOS 3 MULTI」を思い出す人も多いだろう。スマートコア・インダクション・システム以外のアップデート要素としては、連続使用回数の強化があげられる。IQOS 3 MULTIは1回のフル充電で10回連続の使用が可能だったが、IQOS ILUMA ONEは20回と倍増している。
 
「IQOS 3 MULTI」の価格は4980円。
IQOS ILUMA ONEの方が1000円安い
 
専用アクセサリーも用意

 カラーはペブルベージュ、ペブルグレー、モスグリーン、アズールブルー、サンセットレッドの5色展開。また、専用アクセサリーとしてシリコーンスリーブ(980円)、ファブリックスリーブ+(1780円)を用意。IQOS ILUMAとIQOS ILUMA PRIME同様に自分仕様にカスタマイズすることもできる。(BCN・大蔵大輔)