自宅の庭や空き地に追加できる独立テレワークスペース「HANARE 書斎版」

新製品

2021/05/28 19:30

 国や自治体のテレワーク実施の要請を受け、一部の企業で自宅で仕事を行うテレワーク(在宅勤務)が定着しつつある。一方、夫婦ともに在宅勤務、子どもが乳幼児といった理由で、自宅内に業務、特にオンライン会議に適した空間を確保できないという問題が発生している。そうした悩みを解決する商品が登場した。ケイアイスター不動産のグループ会社Casa roboticsが手がける「HANARE 書斎版」だ。

「HANARE 書斎版」の外観

 1LDK・17坪で建物本体価格599万円からの規格型平屋住宅「IKI(イキ)」のオプションとして「HANARE 書斎版」の販売を開始したところ、好評だったため、5月から一般販売することにした。自宅から程よい距離感にある独立スペースとして、テレワーク・リモートワーク、オンライン授業の受講、趣味のスペースなど、多岐にわたって活用できる。販売エリアは関東1都6県。
 
室内でのテレワークのイメージ

 室内空間はわずか約2畳ながら、通信設備なども搭載可能。IKIの建物同様のベタ基礎仕様で、国産材の木材を使用し、室内の仕上げもIKIと共通となる。また、戸建て住宅では通常はオプションのため設置されていない「宅配ボックス」を装備する。
 
規格型平屋住宅「IKI(イキ)」

 建物全体の大きさは横3.64×奥行き1.82m。価格は、施工費込み・設備付帯工事費別で単体198万円(準防火地域・防火地域では別途追加費用が必要)、IKIと同時購入時165万円。栃木県真岡市の無人モデルハウス「ひら家がミレルン!真岡展示場」で、事前予約制で見学できる。