富士フイルムが5か月ぶりにTOP3入り、新製品「FUJIFILM X-M5」が好調

実売データ

2025/02/12 18:00

 2025年1月のミラーレス一眼市場で、富士フイルムがメーカー別販売台数シェア3位に浮上した。同社がTOP3入りするのは24年8月以来、5か月ぶり。家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」で、25年1月のミラーレス一眼市場を振り返る。


 25年1月のメーカー別販売台数シェアは、ソニーが29.7%で3か月連続の首位を獲得した。2位はキヤノンでシェアは26.3%。2社によって市場の過半数が占められている。

 3位に浮上したのは富士フイルム。シェアは前月から4.6ポイント増加の15.9%でニコンを逆転。5か月ぶりにTOP3入りした。
 

 25年1月のシリーズ別販売台数ランキングは、キヤノンの「EOS R50」が1位を獲得。ソニーの「VLOGCAM ZV-E10 II」を逆転して、2か月ぶりの首位に返り咲いた。

 3位には富士フイルムの「FUJIFILM X-M5」がランクイン。24年11月末の発売以来、月を追うごとに順位を上げており、3か月目で初めてTOP3入りした。同社全体の販売台数の約半分を占めており、シェア増に大きく貢献している。(BCN総研・筧采斗)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースです。
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