双眼鏡の利用シーンは「ライブ・コンサート鑑賞」が最多、20代が突出

アナリスト調査レポート

2024/09/27 12:00

 BCNは、2024年6月に「双眼鏡購入・利用実態調査」を実施した。対象は2015年以降に双眼鏡を購入した1000名。

図1 年代別の双眼鏡利用シーン

 双眼鏡をどのような場所・シーンで利用しているのかを訊くと、「ライブ・コンサート鑑賞」が42.4%で最も比率が高かった。昨今の「推し活」ブームによる、好きなアイドルやアーティストをしっかりと見たいというニーズの高まりが反映された。年代別では、特に20代の比率が突出しており、55.9%に達した。また、親和性のある項目の「舞台・演劇鑑賞」に関しても、20代の比率は25.5%と、全体を上回った。

 「自然・風景観察」の比率は35.9%で2番目に高かった。こちらは60代、40代の比率が高く、それぞれ4割を超えている。

 3番目に比率が高いのは「スポーツ観戦」(32.0%)だった。この項目では40代が全体を10ポイント近く上回り、用途によって年代ごとの違いがあらわれた。

 今回の調査ではこのほか、現在利用している双眼鏡のスペックや購入状況、利用状況、今後の買い替え・買い増し意向などについて聴取している。


<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:20歳~69歳 男女
総サンプル数:1000人
調査期間:6月21日-24日 4日間
調査企画・集計・分析:BCN

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 【BCN調査レポート】双眼鏡購入・利用実態調査 報告書
   https://www.bcnretail.com/research/detail/20240924_456293.html

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