2024年6月のミラーレス一眼のシリーズ別販売台数ランキングは、ソニー「VLOGCAM ZV-E10」が首位を獲得した。家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」から24年6月のミラーレス一眼市場を振り返る。
1位の「VLOGCAM ZV-E10」を追うのはキヤノン「EOS R50」。24年1月から2位を維持している。同社は3位にも「EOS R10」が入っており、TOP3内に2製品がランクイン。上位3製品は24年4月から3か月連続で変動がなかった。
新たにTOP10入りしたのは富士フイルム「FUJIFILM X-T50」。クラシカルなフィルムカメラを思わせる外観が特徴的な新製品で、発売月から6位と好調なスタートを切った。
ソニー「α7C II」はフルサイズ機としては唯一TOP10入り。前月6位から1ランクダウンで7位にランクインした。
メーカーシェアはソニーが33.3%で首位。キヤノンを逆転して首位に返り咲いた。
4位の富士フイルムは10.7%のシェアを獲得した。同社がTOP4に入るのは24年では初めて。「FUJIFILM X-T50」の発売がシェアを押し上げた。
ミラーレス一眼市場の平均単価は23年6月から9月までは14万円台で推移したが、10月以降は15万円台と緩やかに上昇。24年6月には24年で最高の16.8万円に達した。高価格帯の新製品が発売されたことに加え、原材料費、物流コストなどの高騰による既存製品の値上げが影響している。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースです。
*データの詳細については営業担当までお問合せください。
問い合わせ先
株式会社BCN BCN営業部
TEL:03-3254-7801
Mail:dataservice@bcn.co.jp
1位の「VLOGCAM ZV-E10」を追うのはキヤノン「EOS R50」。24年1月から2位を維持している。同社は3位にも「EOS R10」が入っており、TOP3内に2製品がランクイン。上位3製品は24年4月から3か月連続で変動がなかった。
新たにTOP10入りしたのは富士フイルム「FUJIFILM X-T50」。クラシカルなフィルムカメラを思わせる外観が特徴的な新製品で、発売月から6位と好調なスタートを切った。
ソニー「α7C II」はフルサイズ機としては唯一TOP10入り。前月6位から1ランクダウンで7位にランクインした。
メーカーシェアはソニーが33.3%で首位。キヤノンを逆転して首位に返り咲いた。
4位の富士フイルムは10.7%のシェアを獲得した。同社がTOP4に入るのは24年では初めて。「FUJIFILM X-T50」の発売がシェアを押し上げた。
ミラーレス一眼市場の平均単価は23年6月から9月までは14万円台で推移したが、10月以降は15万円台と緩やかに上昇。24年6月には24年で最高の16.8万円に達した。高価格帯の新製品が発売されたことに加え、原材料費、物流コストなどの高騰による既存製品の値上げが影響している。
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