20代のレコードプレーヤー所有率は26.4%、近年のアナログブーム影響か

アナリスト調査レポート

2023/12/22 17:33

 このところ、アナログレコードの販売枚数が増加傾向にある。旧譜・新譜ともにレコードでリリースされる楽曲が増えているからだ。では、レコードを聴くためのプレーヤーの購入動向はどのようになっているのだろうか。

 そこでBCNでは、2023年12月に「レコードプレーヤーに関する自主調査」を実施した。対象は20~69歳の男女1100人。レコードプレーヤーの所有状況や購入動向について訊いた。
 
図1 レコードプレーヤーの所有率

 所有率については、「レコードのみを聴ける型」と「CD・ラジオ・カセット等も聴ける一体型」の合算で20.7%だった。年代別では20代の所有率が26.5%と最も高く、レコード世代ともいえる50代や60代を上回った。
 
図2 レコードプレーヤーの購入時期

 購入時期については、「2018年以前」が41.9%と最も高かった。50代と60代は7割以上が「2018年以前」と回答。一方、2019年以降では20代と30代が多く、いずれの年も全体の比率を上回った。若年層の間で近年高まっているレコード人気が数字にも表れた格好だ。

 今回の調査ではこのほか、所有しているレコードプレーヤーの購入理由や重視点、今後の購入意向などについて訊いた。


<調査概要>
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:20歳~69歳 男女
総サンプル数:1100人
調査期間:10月19日-10月20日 2日間
調査企画・集計・分析:BCN

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【BCN調査レポート】レコードプレーヤーに関する調査
 https://www.bcnretail.com/research/detail/20231208_384819.html


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