2022年のスマートフォン（シリーズ別）売れ筋ランキングは、アップル「iPhone SE(3rd)」が首位を獲得した。iPhoneの中では手頃な価格ということもあり、「iPhone 14」などの新機種登場後も人気が持続。年間首位の座を射止めた。2位～5位にもiPhoneシリーズがランクイン。アップルがTOP5を独占した。一方、今年9月発売の「iPhone 14」は11位にランクイン。10位のGoogle「Pixel 6a」とは0.1ポイントの僅差でTOP10入りを逃した。「iPhone 14」シリーズは最も安いものでも10万円をゆうに超える。一部で旧モデルが割引販売されている影響もあり、iPhoneの新製品は、かつてのような勢いに欠けた。

　Androidスマートフォンでは、6位のFCNT「arrows We」が最高位。初心者向けのエントリーモデルで、高齢者などのライト層を取り込み、販売台数を伸ばした。

　「BCNランキング」2022年1月1日から12月11日の日次集計データによると、スマートフォン（シリーズ別）の実売台数ランキングは以下の通りとなった。

1位　iPhone SE(3rd)（アップル）

2位　iPhone 12（アップル）

3位　iPhone 13（アップル）

4位　iPhone SE(2nd)（アップル）

5位　iPhone 13 mini（アップル）

6位　arrows We（FCNT）

7位　iPhone 13 Pro（アップル）

8位　Reno5 A（OPPO）

9位　AQUOS wish（シャープ）

10位 Pixel 6a（Google）
 
※本ランキングの集計期間は2022年1月1日～12月11日のため、実際の年間順位は変動している場合があります。

＊「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割（パソコンの場合）をカバーしています。