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【2010年代のタブレット端末販売数ランキング】衰えぬiPad人気、2020年代も独占が続く?

実売データ

2020/01/02 12:00

 2010年代が終わり、2020年に突入。実売データランキングで10年代を振り返る。ここではタブレット端末を取り上げる。

 まず「BCNランキング」2010年1月から2019年11月までの合算集計データによる実売台数ランキングは以下の通りになった。

 集計期間内で最も売れたタブレット端末は2012年11月に発売されたiPad miniシリーズの第1世代「iPad mini Wi-Fi 16GB」だった。TOP10内にはiPad miniをはじめ、iPad mini2、iPad Air、9.7インチiPad(第6世代)など、計7つのiPadがあり、人気を集めている。

 一方で、Androidタブレットも3位~5位にASUSの「NEXUS7」シリーズが入る健闘をみせた。

 現在、タブレット端末市場はiPadがけん引している。2020年もアップルによるタブレット市場の独占が続きそうだ。

1位 iPad mini Wi-Fi 16GB
発売月 2012年11月発売(アップル)

2位 9.7インチiPad Wi-Fi 32GB(6th)
発売月 2018年3月発売(アップル)

3位 NEXUS7-32G
発売月 2012年10月発売(ASUS)

4位 NEXUS7(2013)
発売月 2013年8月発売(ASUS)

5位 NEXUS7-16G
発売月 2012年10月発売(ASUS)

6位 iPad mini 2 Wi-Fi 16GB
発売月 2013年11月発売(アップル)

7位 iPad Air Wi-Fi 16GB
発売月 2013年11月発売(アップル)

8位 9.7インチiPad Wi-Fi 128GB(6th)
発売月 2018年3月発売(アップル)

9位 iPad 2 Wi-Fi 16GB
発売月 2011年4月発売(アップル)

10位 iPad Air 2 Wi-Fi 64GB
発売月 2014年10月発売(アップル)
 
キャプション:iPad mini(第1世代)(左)、NEXUS7(2013)(右)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。