最も利用されているテレビは30-34型、6割超が有機ELの購入に前向き

アナリスト調査レポート

2018/05/23 12:00

 株式会社BCNは、テレビの買い替えを検討している1000名の20-60代を対象に、「テレビに関する調査」を実施した。現在利用しているテレビの状況や満足度、買い替え予定のテレビ、有機ELテレビの購入意向などについてアンケートを行った。

図1 現在利用しているテレビの画面サイズ

 まず、今回の対象者が現在利用しているテレビの画面サイズは、30-34型が27.0%と最も高く、次に40-44型の22.8%が高い比率だった。直近の実売データでは大画面化が進み40型台の比率が3割近くを占めるが、利用しているサイズでは、まだ30型台が多いことが分かる。購入時期は、地デジへの切り替えが発生した2011年までに6割超が購入しており、利用年数は7年経過している。テレビ買い替えの検討理由は「画面サイズを大きくしたい」や「本体が古くなった」が高い比率を占めた。
 
図2 有機ELテレビの購入意向

 また、有機ELテレビの購入意向についても質問したところ、「購入したい」が17.5%、「少し購入したい」が46.5%となり、購入を前向きに検討している比率は6割超えた。画質の良さやハイコントラストであることが有機ELテレビを購入したい理由となっている。一方、購入に後ろ向きな回答者では、半数超が「価格が高いから」と回答しており、今後価格が下落すれば、買い替えの検討対象になる可能性は高いと言えそうだ。

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 【BCN調査レポート】テレビに関する調査報告書

https://www.bcnretail.com/research/detail/20170929_43584.html



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