「にゃんこ」がいるから旅行に行けない…?はじめてでも安心の「ペットシッターサービス」 No.1人気は「月5回以上」の利用
「旅行したいけど、ペットをどうしよう…」特に猫は環境の変化を嫌うので、ペットホテルに泊まらせるのはかわいそうです。ホテルまで連れて行く間の悲痛な鳴き声のことを考えただけでもツラい…そんな悩みを解決してくれるのがペットシッターサービスです。
ペットホテルとは違って、ペットが慣れた環境で過ごせるのが最大のメリットです。
ペットシッター運営会社側も、依頼主が抱く「知らない人を家に入れる抵抗感」を良く理解しているので、しっかりとした研修・対策をしています。
実際に、北海道から沖縄まで展開している「日本ペットシッターサービス」の小粥FCディレクターにお話しを伺いました。
日本ペットシッターサービスの小粥FCディレクター
――ペットシッターを利用される方は増えているのでしょうか?まだまだ日本では、家に人をあげてシッターをさせることに抵抗が大きい感じがしますが…
小粥FCディレクター(以下、敬称略) ペットシッターの需要は年々高まっていて。利用者様・利用回数ともに増加しています。弊社のホームページでは、“80万件以上の実績”と載せていますが、現在は100万件以上になりました。利用者様数も、14万人を超えている状況です。
――どのような点が利用者に支持されているのでしょうか?
小粥 やはり一番のポイントは、ペットがいつもの慣れた環境で過ごせる点です。場所が変わらないのももちろんですが、“普段飼い主さんが行っていることを、そのままトレースして行う”ことで、ペットへの負担を軽減できます。利用者様の多くがそのことを実感された結果が、リピート率の増加にもつながっているのではないでしょうか。
――初めて利用する方へのアドバイスはありますか?
小粥 まずは事前の打ち合わせをしっかり行うことが大切です。弊社の場合、必ずご自宅に伺って打ち合わせをさせていただきます。打ち合わせは無料ですし、打ち合わせ後にご利用しなくても料金はかかりません。
ですので、まず一度打ち合わせをしていただき、不安がないかを実感していただくのが重要だと思います。1日に2回頼むのがコスト的に負担というのであれば、最後に給餌器をセットするなどのオーダーも可能です。予算を含めて気軽に相談してみてください。
ペットシッターを月5回以上の依頼が約8割。
9割以上が月に2回以上の依頼
(出典:日本ペットサービスの平均的な店舗2店舗の2025年1月のデータ)
猫はご存じの通り呼んでも来ないので、フィーダーにカメラがついていても様子を見るタイミングがどうしても不安定になりがちです。猫の場合、フィーダーとは別にモニター用のカメラを部屋に設置しておく方がわかりやすかったです。またシッターさんの様子なども見ることができるので、カメラ単体型が良かったです。
長時間食べ残しが残ってしまうとカピカピになってしまったり、衛生的にもどうしても気になってしまいました。
多頭飼いの方には、「PETLIBRO 自動給餌器」という製品もあります。
「PETLIBRO 自動給餌器」
他のコのご飯を食べてしまう!という不安に対して、RFID付きの首輪と連動しているので、その首輪をしたコが来たときしかご飯が出ないという仕組みになっています。
RFIDリーダーで首輪のタグを認識
一回の給餌量を少なめに設定しておけば、食べ残しを他のコが食べてしまう可能性も減らせます。療養食・合わないご飯をあげると下痢をしてしまうコがいるときなどにもオススメです。<Jag山本(山本釈弘)>
■Profile
Jag山本(山本釈弘)
ITプロデューサー。Webマーケティング・メディア運営などを行っている。武蔵野美術大学大学院非常勤講師。著書に「新IT時代への提言」(アスキー総合研究所)など。Jag Project,LLC代表

ペットシッターってどんなサービス?
ペットシッターは、ご存じのように自宅にペットシッターさんが来てペットの世話をしてくれるサービスです。食事の用意やトイレ掃除、お散歩、遊び相手など「飼い主が普段しているケアをそのまま“トレースして”お願いできるのが特徴です。ペットホテルとは違って、ペットが慣れた環境で過ごせるのが最大のメリットです。
「知らない人を家に入れるのが不安…」
ペットシッターを利用する際、最も多い不安が「他人を家に入れるのが怖い」という点でしょう。しかし、多くのペットシッターの運営会社は、動物取扱業の登録をしているプロです。ドッグトレーナーやトリマーなどの資格を持つ人も多く在籍しています。ペットシッター運営会社側も、依頼主が抱く「知らない人を家に入れる抵抗感」を良く理解しているので、しっかりとした研修・対策をしています。
実際に、北海道から沖縄まで展開している「日本ペットシッターサービス」の小粥FCディレクターにお話しを伺いました。

――ペットシッターを利用される方は増えているのでしょうか?まだまだ日本では、家に人をあげてシッターをさせることに抵抗が大きい感じがしますが…
小粥FCディレクター(以下、敬称略) ペットシッターの需要は年々高まっていて。利用者様・利用回数ともに増加しています。弊社のホームページでは、“80万件以上の実績”と載せていますが、現在は100万件以上になりました。利用者様数も、14万人を超えている状況です。
――どのような点が利用者に支持されているのでしょうか?
小粥 やはり一番のポイントは、ペットがいつもの慣れた環境で過ごせる点です。場所が変わらないのももちろんですが、“普段飼い主さんが行っていることを、そのままトレースして行う”ことで、ペットへの負担を軽減できます。利用者様の多くがそのことを実感された結果が、リピート率の増加にもつながっているのではないでしょうか。
――初めて利用する方へのアドバイスはありますか?
小粥 まずは事前の打ち合わせをしっかり行うことが大切です。弊社の場合、必ずご自宅に伺って打ち合わせをさせていただきます。打ち合わせは無料ですし、打ち合わせ後にご利用しなくても料金はかかりません。
ですので、まず一度打ち合わせをしていただき、不安がないかを実感していただくのが重要だと思います。1日に2回頼むのがコスト的に負担というのであれば、最後に給餌器をセットするなどのオーダーも可能です。予算を含めて気軽に相談してみてください。
月5回以上の利用が1位!
小粥 私たちのサービスを利用した方の約90%がリピートで利用しています。割合で言うと、月5回以上依頼する方が多いです。旅行に限らず、普段ケアできない部分を依頼していただくことも多いですね。
9割以上が月に2回以上の依頼
(出典:日本ペットサービスの平均的な店舗2店舗の2025年1月のデータ)
外出時は「ペットシッター×給餌器」の併用が、やっぱりオススメ!
最近では、カメラでの監視機能や、リモートでご飯をあげられる機能を搭載するフィーダーなど、いろいろなタイプの製品が出ています。犬2匹、猫4匹を同時に飼ったことがある筆者の視点から、ペットフィーダーの選び方を紹介します。カメラ付き製品
カメラ搭載型は、やっぱり犬に適しているなと感じました。特にリモートで声が出せるタイプは、犬の名前を呼ぶとフィーダーの方に来たりして様子がわかりやすいです。猫はご存じの通り呼んでも来ないので、フィーダーにカメラがついていても様子を見るタイミングがどうしても不安定になりがちです。猫の場合、フィーダーとは別にモニター用のカメラを部屋に設置しておく方がわかりやすかったです。またシッターさんの様子なども見ることができるので、カメラ単体型が良かったです。
ウェット対応型製品
ドライだけだとかわいそう…と思い、ウェット対応製品を買ったことがありましたが、短時間での使用、ないしはシッターさんとの併用がマスト…という感じでした。長時間食べ残しが残ってしまうとカピカピになってしまったり、衛生的にもどうしても気になってしまいました。
時間になると蓋が空くタイプ
シンプルな構造なので「間違いなく開く」という点で、1個保険で買っておくのはありかなと思います。Wi-Fi付きなどの最新モデルは、やはり「もしかしたら、動かないかも…」という不安が拭えないため、我が家では保険として1日、1回開くパターンでシンプルなものを併用していました。多頭飼いの方には、「PETLIBRO 自動給餌器」という製品もあります。

他のコのご飯を食べてしまう!という不安に対して、RFID付きの首輪と連動しているので、その首輪をしたコが来たときしかご飯が出ないという仕組みになっています。

一回の給餌量を少なめに設定しておけば、食べ残しを他のコが食べてしまう可能性も減らせます。療養食・合わないご飯をあげると下痢をしてしまうコがいるときなどにもオススメです。<Jag山本(山本釈弘)>
■Profile
Jag山本(山本釈弘)
ITプロデューサー。Webマーケティング・メディア運営などを行っている。武蔵野美術大学大学院非常勤講師。著書に「新IT時代への提言」(アスキー総合研究所)など。Jag Project,LLC代表