アクア、深澤直人氏がデザインした薄型設計の冷凍冷蔵庫「TZシリーズ」

新製品

2025/03/17 16:00

 アクアは3月26日から、世界的プロダクトデザイナー深澤直人氏がデザインを手掛けた薄型設計冷凍冷蔵庫「TZ」シリーズの2025年モデル(512Lモデル:AQR-TZA51R、420Lモデル:AQR-TZA42R、512Lモデル:AQR-TZ51R、420Lモデル:AQR-TZ42R)を、順次販売する。価格はいずれもオープン。

深澤直人氏デザインの冷凍冷蔵庫
「TZ」シリーズに2025年モデルが登場

「クッキングアシスト」で料理の下準備が簡単

 「TZ」シリーズは、深澤直人氏が手掛けたモダンで機能的なデザインと、業界トップクラスの薄型設計、6つのボックスに分かれた大容量冷凍室が特長の冷凍冷蔵庫。
 
計6つのボックスで食材を整理しやすい大容量の冷凍室

 マイナス18℃で保存可能な「フォースター」の性能を備えた大容量の冷凍室を設けており、2つの扉内は計6つのボックスに分かれているため、作り置きや買いだめした食材を整理しやすい。冷凍室の容量は、520Lモデルが180L、420Lモデルが146Lと、たっぷり保存できる。
 
「クッキングアシスト」のメリット

 「AQR-TZA51R」「AQR-TZA42R」は、食材の表面のみを微凍結させることで料理の下準備の手間を省ける、冷凍によるアシスト機能である「クッキングアシスト」を搭載し、鶏肉の皮など切りにくいものや、トマトの皮など剥きにくいものといった、料理で手間となる部分を冷凍機能でサポートする。設定時間は15分と30分の2種類を選択可能で、アシストが終わったらタイマーで知らせてくれる。
 
「旬鮮冷凍」と「おいシールド冷凍」による
庫内温度変化のイメージ

 冷凍室ではさらに、通常運転時よりも低い温度で冷凍保存する「旬鮮冷凍」、冷凍室内の温度変化を抑えて食材の霜つきや乾燥を防ぎ、食材から水分が抜けて霜となるのを防ぐとともに、解凍時のドリップも抑えられる「おいシールド冷凍」に対応している。

 空間にスタイリッシュにおさまる薄型設計を採用し、庫内がひと目で見渡せて最上段のすみずみまで手が届きやすく、使い勝手がよい。また、512Lモデルである「AQR-TZA51R」と「AQR-TZ51R」では、ラグジュアリーなボリューム感の幅830mm、420Lモデルである「AQR-TZA42R」と「AQR-TZ42R」では、マンションのキッチンにも置きやすい幅700mmとなっている。

 そのほか、北海道電力が開発したLED利用技術を応用した、鮮度保持用LEDライトを野菜ルーム(旬鮮野菜ルーム)に搭載し、野菜の光合成促進やエチレンガスの発生などを抑制することによって、糖分増加、軟化・腐敗の抑制、葉物野菜の色鮮やかさが長続きする。また、じゃがいもなどの発芽も抑えられる。

 さらに「AQR-TZA51R」「AQR-TZA42R」では、空気中の酸素から生成されたオゾンが庫内の浮遊菌と付着菌を除去するとともに、臭いのもととなる成分も分解除去し、食品を安全かつ清潔に保存する機能も備えている。

 発売日は、420Lモデルの「AQR-TZA42R」と「AQR-TZ42R」が3月26日、512Lモデルの「AQR-TZA51R」と「AQR-TZ51R」が4月18日。「AQR-TZ42R」と「AQR-TZ51R」は、サテンシルバー、ダークウッドブラウンの2色を用意する。
 
「AQR-TZ42R」と「AQR-TZ51R」のみ、
2色のカラーバリエーションを用意