NECプラットフォームズ、Wi-Fi 7対応の8ストリームの「Aterm 7200D8BE」を発売

新製品

2025/03/14 16:00

 NECプラットフォームズは4月中旬に、最新の無線LAN規格であるWi-Fi 7(Draft IEEE 802.11be)に対応した、8ストリームの無線LANルータ「Aterm 7200D8BE」を発売する。価格はオープン。

Aterm 7200D8BE

自宅内の高速で安定したWi-Fi環境を構築

 「Aterm 7200D8BE」は、高速性と安定性を高めた最新規格であるWi-Fi 7に対応した、8ストリームモデルの無線LANルータで、5GHz帯は4ストリーム通信で最大5764Mbps、2.4GHz帯は4ストリーム通信で最大1376Mbps、複数の周波数帯を同時に利用できるMLO(Multi-Link Operation)によって8ストリーム通信で最大7140Mbps(いずれも理論上の最大値)の、高速無線通信を実現する。

 あわせて、利用中に電波干渉が検知された場合でも、そのチャネルを自動で避けて通信可能なプリアンブルパンクチャリング機能を備えており、通信速度の低下を抑制して通信の安定化を図れる。

 本体には、10Gbps対応の10GBASE-Tに準拠したWANポート×1基を搭載し、10Gbpsの高速インターネット回線サービスと組み合わせることで、Wi-Fi 7の通信性能を最大限に活かせる。LANポートとしては、2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TXに準拠した有線LANポート×1基、1000BASE-T/100BASE-TXに準拠した有線LANポート×3基を搭載している。

 さらに、メッシュ中継機能を備えており、親機と複数の中継機が連携して通信エリアを柔軟に拡大することによって、自宅における安定した通信環境を構築できる。また、通信状態がよいアクセスポイントへ自動的に切り替えるローミング機能も搭載し、スマートフォンなど家の中で移動しつつ無線LANを利用する場合でも、シームレスで快適な通信を可能にしている。

 そのほか、スマートフォン/タブレット端末向けの専用アプリ「Aterm ホームネットワークリンク」を利用すれば、インターネット経由で宅外など遠隔から本体の無線設定や再起動といったメンテナンス、接続した端末の一覧や接続履歴の表示などネットワークの可視化ができる。また、無線LANの通信速度を測定して通信状況をヒートマップで表示する機能を搭載するとともに、初期設定をサポートする「初期設定ウィザード」機能を新たに追加した。