斎藤工さんがロックバンドでデビュー!? NTTソノリティのオープンイヤー型イヤホン「耳スピ」のTV CMが3月1日から放映
ネックバンドタイプのnwm GOを発売
改めてnwmについて振り返ってみよう。これまでのイヤホンやヘッドホンは、再生する音楽に没入するためのものだった。ノイズキャンセリングは、まさに外部の音を遮断してイヤホン・ヘッドホンから流れる音に没入する機能だ。しかし、没入は時として歩行中に危険だったり、人からの呼びかけに気づかなかったりという弊害もある。NTTソノリティは没入ではなく、周囲の音との共存を目的としてこれまで複数のタイプの耳スピを発売してきた。
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タイプとしては完全ワイヤレス、オーバーヘッドタイプ、有線タイプ、ネックバンドの4種類。いずれの製品も耳をふさがないオープンイヤー型で、すべての製品に同社の独自技術であるPSZ(Personalized Sound Zone)を搭載している。
PSZは音を閉じ込める技術で、原理はノイズキャンセリングと同じだ。前述のとおり、非オープンイヤー型のイヤホン・ヘッドホンではノイズキャンセリングで外部の音を遮断する。だが、「耳スピ」は耳をふさがないオープンイヤー型で、外部に漏れる音を抑えるところがノイズキャンセリングの原理は同じでも非オープンイヤー型とは大きく異なる点だ。
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外部への音漏れを抑える技術
新製品のnwm GOはオープンイヤー型ワイヤレスネックバンド耳スピーカー。アウトドアやワークアウトなどのアクティブシーンに最適化したモデルだ。3月1日から予約を開始し、発売は3月18日。価格はオープンで、nwm公式ストアでの販売価格は1万6500円である。
nwm GOの本体重量は約20gと非常に軽い。ラウンド形状で柔らかいシリコン製のネックバンドが首の後ろ側に回り込んでフィット。激しい動きでも外れたりすることはなく、その軽さのため、使用していないときに首にかけておいても気にならない。スピーカー部は耳の上部に当たる位置にとどまり、耳をふさがないので周囲の音は自然な状態で聞こえる。
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ドライバーの口径は12mmで、再生周波数帯は100~2万Hz。Bluetoothのバージョンは5.3で対応コーデックはSBC/AAC/LC3/CVSD/mSBC。電池持続時間は音楽再生時に最大10時間。充電時間は約1時間15分だが、5分の充電時間で約1時間の再生が可能だ。
アウトドアでは土埃や雨などの環境下で使用することも考えられるため、防塵・防水性能は耳スピシリーズで最も高いIP55相当。ジョギングやジムでの運動時も気にすることなく使用できる。
本体の色はフォグブラックとグレイシャーホワイト、ソイルベージュの3色。いずれの色もアウトドアのファッションに馴染む色で、自然からインスパイアされた色を採用したという。
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