米Shure（シュア）は、「MV7i スマートマイクロホン＆インターフェース」の予約受け付けを日本時間の2月28日0時に開始する。販売開始は3月5日0時。

クリエーターのニーズに応える

　MV7i スマートマイクロホン＆インターフェースは、オーディオインターフェースを本体内に搭載した、USB Type-C接続のダイナミックマイクロホン。2チャンネルの録音が必要なポッドキャスターや宅録を行うミュージシャンといったクリエイターのニーズに応え、柔軟性と使いやすさを実現した。

　本体にオーディオインターフェースを搭載しているので、コンボジャック（XLRおよび直径6.3mmのフォーンジャック）に好きなマイク、キーボードやギターといった楽器を直接つなげるようになっており、別途オーディオインターフェースを用意する必要はない。

　さらに、本体からUSB Type-C経由でPCやタブレット端末、スマートフォンと接続して、直感的な操作が可能な「MOTIV Mix」デスクトップアプリケーションや「MOTIV」モバイルアプリを使用すれば、2チャンネルのオーディオを簡単に録音できる。

　ボイスアイソレーション・テクノロジー、SmartGate搭載オートレベルモード、リアルタイム・デノイザー、デジタルポップフィルター（Digital Popper Stopper）、調整可能なリバーブといった、高度なデジタル信号処理（DSP）によって、ブロードキャスト品質のサウンドを実現。なお、二つのチャンネルそれぞれで、DSP設定を独立して調整できる。

　あわせて、2本目のマイクを接続したり、楽器に60dBのゲインと48Vのファンタム電源を供給したりすることも可能で、ダイナミックマイクロホンとコンデンサマイクロホンの両方に対応し、入力タイプを瞬時に検出するため、録音用途に応じた適切なDSPを自動的に選択・適用してくれる。

　そのほか、USB Type-C端子を搭載したMacやWindows、一部のモバイルデバイスに幅広く対応し、iPhone/iPadのMfi認証も取得している。また、タッチパネル対応のLEDモニタはカラーをカスタマイズでき、直感的に操作可能なミュートコントロールとデュアルチャンネルディスプレイによって、録音や配信中でも簡単に調整できる。好みのデジタルオーディオワークステーションや、ストリーミングプラットフォームにも対応している。

　対応OSは、Windows 10以降、macOS 12（Monterey）以降、iOS 16以降（USB Type-C搭載デバイスのみ）、Android 12以降。