目黒蓮さんが“ミニREN”と新スマホをPR、motorolaブランドアンバサダーに就任
モトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社(以下、モトローラ)は、折りたたみ型スマートフォン「motorola razr 50」(以下、razr 50)を発表した。発表会ではSTARTO ENTERTAINMENT所属のアイドルグループ、Snow Manのメンバーである目黒蓮さんが登場。motorolaのブランドアンバサダーとして、自身をモチーフにデザインされたアバター、“ミニREN”と一緒にrazr 50の魅力を伝えた。
CMでは、新しい折りたたみ型スマートフォンがもたらす様々な新しい体験を表現。相棒のミニRENと共に、近未来を思わせる世界観の街で空高く飛び立つ様子が描かれている。
ブランドアンバサダーとして発表会に登場した目黒蓮さんは、CM撮影について訊かれると、宙に浮くシーンでのワイヤーアクションが楽しかったと感想を語り、CMの内容については、もうちょっと続きが見たくなるようなワクワクする映像になっていると話した。
razr 50については、スタイリッシュな外見や使い勝手の良さが魅力と紹介。まだ折りたたみ型スマートフォンを使ったことがないユーザーに対して、「思い込みを捨て、思い切って使ってみて、新しいことを体験してもらえたらうれしい」と語った。
発表会では、モニターに映し出されたミニRENも登場。共にrazr 50に搭載されているハンズフリー撮影、片手撮影モード、壁紙作成機能を試した。
目黒蓮さんとミニRENによる軽妙なトークで会は進行。ミニRENからの「つい動画を撮りたくなる瞬間はある?」という質問に、自身が所属するグループ、Snow Manのメンバーとの仕事中に、楽屋で寝ているメンバーがいるとつい撮りたくなると回答したほか、ミニRENに対して「すごい会話を回してくれるね」と笑い交じりにツッコミを入れる場面もみられた。
前モデル比で約2.4倍大きい画面は、LINEなどのメッセージアプリはもちろん、PayPayのようなバーコード決済アプリも快適に使用することができる。
画面の前で簡単なジェスチャーを行うことで、本体に触れることなく写真が撮れるハンズフリー撮影機能も搭載。折りたたんだままの自撮りなども容易だ。
また、本体を折り曲げた状態でも動画や写真の撮影が可能で、テントのように立てたり、L字型に立てたりと、自由な角度で使用することができる。
内側のメインディスプレイは6.9インチ有機ELディスプレイを採用。解像度はFHD+で、HDR+に対応する。リフレッシュレートは120Hzとなっている。
カメラは、5000万画素のメインカメラと1300万画素の超広角/マクロサブカメラ、3200万画素のインカメラを搭載。独自の「moto ai」によるAdaptive Stabilization(適応型手振れ補正機能)によって、手振れを起こさず、被写体を正面に捉え続けることができる。
背面は前モデル同様にヴィーガンレザーを採用し、なめらかで触り心地よく仕上げられている。折りたたむと手のひらに収まるコンパクトさで、手に馴染むサイズ感だ。長く使っても折り目が目立ちくいように設計したとのことで、折りたたみ型スマートフォンならではの不安も解消されていそうだ。
機能面では、IPX8の防水規格に対応。完全防水となり、水場でも安心して使用できる。また、Googleとの協業により、同社が提供する生成AIのGeminiをプリインストールしている。
内蔵バッテリは4200mAhと、長時間使用することができる。30W TurboPowerに対応しており、高速充電が可能だ。
カラーはコアラグレイ、サンドクリーム、スプリッツオレンジの3色展開。個人的な感想だが、特にスプリッツオレンジの鮮やかなカラーには目を奪われた。
SIMフリー版の発売は9月27日で、モトローラ公式オンラインストアでの販売価格は135,800円。公式ストア以外では、IIJmioなどのMVNO業者のほか、各家電量販店やAmazonなどのECサイトでも取り扱われる。
キャリア版ではソフトバンクが「motorola razr 50s」を独占販売し、発売日はSIMフリー版同様、9月27日である。
このような国内市場の現状を踏まえてか、モトローラの代表取締役社長である仲田正一氏は「折りたたみ型スマートフォン市場はブルーオーシャン」と話した。スマートフォン市場自体はレッドオーシャンだが、折りたたみ型スマートフォンに関してはまだ市場が形成されていない。大規模なプロモーションを展開し、折りたたみ型スマートフォンといえばモトローラというポジションを築きたいという狙いがうかがえる。
そのため、発表会そのものもかなり大がかりで、アメリカ本国のバイスプレジデントも来日して登壇するほど力が入っていた。同社の狙いどおり20~30代の認知度が上がり、販売シェアもアップするのか、今後の動向にも注目だ。
ブランドアンバサダー就任、TVCMではミニRENと共演
モトローラは20~30代層における認知拡大を目標に掲げている。そこで、エンターテインメントの世界で活躍し、若い世代から絶大な支持を得ている目黒蓮さんの起用に至ったという。目黒蓮さんはブランドアンバサダーとして、同社の新TVCMにも出演しているとのことだ。CMでは、新しい折りたたみ型スマートフォンがもたらす様々な新しい体験を表現。相棒のミニRENと共に、近未来を思わせる世界観の街で空高く飛び立つ様子が描かれている。
ブランドアンバサダーとして発表会に登場した目黒蓮さんは、CM撮影について訊かれると、宙に浮くシーンでのワイヤーアクションが楽しかったと感想を語り、CMの内容については、もうちょっと続きが見たくなるようなワクワクする映像になっていると話した。
razr 50については、スタイリッシュな外見や使い勝手の良さが魅力と紹介。まだ折りたたみ型スマートフォンを使ったことがないユーザーに対して、「思い込みを捨て、思い切って使ってみて、新しいことを体験してもらえたらうれしい」と語った。
発表会では、モニターに映し出されたミニRENも登場。共にrazr 50に搭載されているハンズフリー撮影、片手撮影モード、壁紙作成機能を試した。
目黒蓮さんとミニRENによる軽妙なトークで会は進行。ミニRENからの「つい動画を撮りたくなる瞬間はある?」という質問に、自身が所属するグループ、Snow Manのメンバーとの仕事中に、楽屋で寝ているメンバーがいるとつい撮りたくなると回答したほか、ミニRENに対して「すごい会話を回してくれるね」と笑い交じりにツッコミを入れる場面もみられた。
大型アウトディスプレイで閉じたままでも快適に操作
razr 50は2023年12月に発売した「motorola razr 40」の後継機で、約3.6インチの大型アウトディスプレイが特徴だ。モトローラの調査では、折りたたみ型スマートフォンのユーザーは1日75分以上も外部ディスプレイでなんらかの操作しているとのこと。画面を大きくし、カスタマイズ性を高めて操作をしやすくすることで利便性を向上させた。前モデル比で約2.4倍大きい画面は、LINEなどのメッセージアプリはもちろん、PayPayのようなバーコード決済アプリも快適に使用することができる。
画面の前で簡単なジェスチャーを行うことで、本体に触れることなく写真が撮れるハンズフリー撮影機能も搭載。折りたたんだままの自撮りなども容易だ。
また、本体を折り曲げた状態でも動画や写真の撮影が可能で、テントのように立てたり、L字型に立てたりと、自由な角度で使用することができる。
内側のメインディスプレイは6.9インチ有機ELディスプレイを採用。解像度はFHD+で、HDR+に対応する。リフレッシュレートは120Hzとなっている。
カメラは、5000万画素のメインカメラと1300万画素の超広角/マクロサブカメラ、3200万画素のインカメラを搭載。独自の「moto ai」によるAdaptive Stabilization(適応型手振れ補正機能)によって、手振れを起こさず、被写体を正面に捉え続けることができる。
ライフスタイルテックの考えに根差した外観と機能性
モトローラはライフスタイルテックという考えのもと、生活に欠かせないデバイスであるスマートフォンでは、日常に溶け込むデザインや使いやすさを重視している。razr 50の外観や機能性にもそのこだわりが表れている。背面は前モデル同様にヴィーガンレザーを採用し、なめらかで触り心地よく仕上げられている。折りたたむと手のひらに収まるコンパクトさで、手に馴染むサイズ感だ。長く使っても折り目が目立ちくいように設計したとのことで、折りたたみ型スマートフォンならではの不安も解消されていそうだ。
機能面では、IPX8の防水規格に対応。完全防水となり、水場でも安心して使用できる。また、Googleとの協業により、同社が提供する生成AIのGeminiをプリインストールしている。
内蔵バッテリは4200mAhと、長時間使用することができる。30W TurboPowerに対応しており、高速充電が可能だ。
カラーはコアラグレイ、サンドクリーム、スプリッツオレンジの3色展開。個人的な感想だが、特にスプリッツオレンジの鮮やかなカラーには目を奪われた。
SIMフリー版の発売は9月27日で、モトローラ公式オンラインストアでの販売価格は135,800円。公式ストア以外では、IIJmioなどのMVNO業者のほか、各家電量販店やAmazonなどのECサイトでも取り扱われる。
キャリア版ではソフトバンクが「motorola razr 50s」を独占販売し、発売日はSIMフリー版同様、9月27日である。
折りたたみ型スマートフォンはブルーオーシャン
日本のスマートフォン市場で折りたたみ型スマートフォンの存在感は、まだ非常に小さい。家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」では、2023年のスマートフォン市場全体における折りたたみ型の構成比はわずか0.5%にも満たなかった。これは市場に投入されている製品数が少ないためだ。このような国内市場の現状を踏まえてか、モトローラの代表取締役社長である仲田正一氏は「折りたたみ型スマートフォン市場はブルーオーシャン」と話した。スマートフォン市場自体はレッドオーシャンだが、折りたたみ型スマートフォンに関してはまだ市場が形成されていない。大規模なプロモーションを展開し、折りたたみ型スマートフォンといえばモトローラというポジションを築きたいという狙いがうかがえる。
そのため、発表会そのものもかなり大がかりで、アメリカ本国のバイスプレジデントも来日して登壇するほど力が入っていた。同社の狙いどおり20~30代の認知度が上がり、販売シェアもアップするのか、今後の動向にも注目だ。