たこ焼き初心者でもプロ級に!「スーパー炎たこ」で楽しむ徳島のタコパライフ

レビュー

2024/09/02 17:00

 【拝啓、徳島より33】関東出身としては、あまり頻繁にやる機会のなかったたこ焼きパーティ(タコパ)。徳島に移住してからは、すっかりそのたこ焼き文化に染まり、時間があると友人・知人とワイワイ集まってたこ焼きをしています。しかし経験値の差により、あまりうまく焼けないのが目下の悩み。そんな時、友人に「絶対に後悔しないから使ってみて」と言われて購入したのが、たこ焼き器「スーパー炎たこ」。使ってみると、もう他のたこ焼き器には絶対浮気できないと思うほどの使い心地でした。

初心者でもプロ級につくれるたこ焼き器
「スーパー炎たこ」(筆者撮影)

たこ焼き文化圏に衝撃

 千葉から徳島に移住してきて驚いたことはたくさんありますが、たこ焼きパーティーがやたら多く開催されることも大きなカルチャーショックでした。“タコパ”はホームパーティの代名詞のようなもので、季節を問わず、いたるところからお誘いを受けます。

 徳島は土地柄、大阪から移住してきた人や進学や就職で大阪に住んでいたことのある人も多く、各々にたこ焼き作りのこだわりがあるのもおもしろい!
 
各々の個性が光るたこ焼き作り(筆者撮影)

 生地は1日寝かせるとか、紅生姜を一番最初に入れるとか、絶対に桜エビを散らすとか、個性が光ります。そして関東出身の私から見ると、みんながみんなプロ級の腕前。華麗な棒捌きで、まんまるのきれいな形のたこ焼きが次々に出来上がっていく様は圧巻です。

 私も見よう見真似でチャレンジするのですが、やはりそこは経験値がものをいう世界。焦げたり、生焼けだったり、丸くならなかったり、たこ焼きマスターの道のりはなかなかに厳しいものです。
 

絶対に上手く焼けると評判の「スーパー炎たこ」

 さて、そんな険しきたこ焼きマスターへの道に光が差し込んだのは、2024年の年明け頃。週に一回はたこ焼きを焼いているという友人が「絶対に誰でもおいしく焼けるたこ焼き器があるよ」と教えてくれたのです。

 そのたこ焼き器こそ、アウトドア用品でもお馴染みのブランドIwataniが発売している「スーパー炎たこ」。「えんたこ」と読みます。
 
スーパー炎たこのパッケージ(筆者撮影)

 本体サイズは幅34.8×奥行き23.1cmととってもコンパクト。重さは約2.2kgで持ち運びも簡単です。2人用の小さなテーブルでも余裕でタコパができます。
 
コンパクトさも魅力(筆者撮影)

 「イワタニといえばガス」というイメージがありますが、スーパー炎たこもカセットガスを使います。強い火力が自慢で、U字にのびたバーナーのおかげで、着火後2~3分でプレートが温まります。

 均等に熱を伝えてくれるので焼きむらもなし。フッ素加工のプレートのおかげで、こびりつく心配は皆無なのも初心者としては嬉しい限りです。
 
U字型のバーナーで均一に焼けます(筆者撮影)
 

実際に使ってみて、違いに感動!

 スーパー炎たこの使い方は簡単。一つひとつのくぼみに油を塗って、あとは生地を流し込んで具材をパラパラ入れていくだけ。たこ焼きマスターの友人曰く、生地が溢れるくらい、たっぷり注ぐのが丸くきれいに焼くポイントなんだとか。
 
素人でも丸くするのに苦労しない「スーパー炎たこ」
(筆者撮影)

 使ってみると、これがめちゃくちゃ焼きやすいんです!素人ながら、電気式たこ焼き器との違いに感動すら覚えるレベルです。

 火の通りが均等なので、「焼き上がるのが遅い端っこばかりをみていたら、真ん中のたこ焼きが焦げちゃった」なんてこともありません。
 
「スーパー炎たこ」を横から見ると火力の強さがわかります
(筆者撮影)

 しっかり焼き目がつくまで我慢して、「そろそろかも」という時に棒を突っ込んでくるっと回せば、あら不思議。綺麗にひっくり返すことができました。あとはたこ焼きを“育てる”感覚で、慈しむようにコロコロとひっくり返しながら焼いていきます。
 
カリカリ・とろとろのたこ焼きが完成!(筆者撮影)

 この時間が本当に楽しいんですよね。外はカリッと、中はもちもちしていて、仕上げにはもちろんおたふくの「たこ焼きソース」。お家でこんなにもおいしいたこ焼きがつくれるなんて、大阪への旅費を考えたらかなりコスパがいいお買い物に感じます。
 
いつでも食べられるたこ焼き。最高! (筆者撮影)
 

スーパー炎たこで、タコパがより楽しい!

 「誰でも上手に焼けるたこ焼き器」の威力に感動した翌週、友人宅のタコパにお誘いされました。その日の参加者は8人と人数も多かったので、友人宅にもたこ焼き器はありましたが、私も自宅からスーパー炎たこを持参することに。

 すると友人宅に着いてびっくり。なんと友人もたこ焼き器をスーパー炎たこに買い替えていたのです!
 
左が 「スーパー炎たこ」、右が「スーパー炎たこII」
(筆者撮影)

 しかも私が購入した「スーパー炎たこ」の後継器である「スーパー炎たこII」でした。二つの違いはほぼなく、ネットでは「違いは色味だけ」なんて口コミもあるくらいです。

 実際に使い比べてみると、私が持参した「スーパー炎タコ」の方が若干、焼き上がりの時間が早かった気がしますが、ほとんど違いはありませんでした。
 
たこ焼き器を囲む時間はプライスレス(筆者撮影)

 その日は外国人の友人を招いてのホームパーティだったので、自分でたこ焼きを焼いて食べるのは人生初めてという方も大勢いましたが、スーパー炎たこのおかげで、みんなすぐにたこ焼き作りをマスター。みんなでテーブルを囲んで黙々とたこ焼きを作る時間はプライスレスの楽しさがありました。 
 
みんなで食べるたこ焼きはさらにおいしい!(筆者撮影)

 いつでも手軽においしいたこ焼きが作れるIwataniのたこ焼き器「スーパー炎たこ」。これがあればQOLが爆あがりすること間違いなし。大人数の家庭なら2台持ちも検討したい、多くの方におすすめする超優秀なたこ焼き器です。(フリーライター・甲斐イアン)

※Amazonのアソシエイトとして、BCN+Rは適格販売により収入を得ています。

■Profile
甲斐イアン
徳島在住のライター、イラストレーター。千葉県出身。オーストラリア、中南米、インド・ネパールなどの旅を経て、2018年に四国の小さな港町へ移住。地域活性化支援企業にて、行政と協力した地方創生プロジェクトの広報PR業務に従事。21年よりフリーランスとなり、全国各地の素敵なヒト・モノ・コトを取材しています。

 
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