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背中の保湿ケアの悩みを解決! 孫の手みたいな「ユースキン セヌール4」を使ってみた

レビュー

2024/06/19 12:00

 ひとり暮らしの人にとって、背中のケアは悩ましい箇所ではないだろう。背中にクリームやローションを塗るのに、自分では届かない場所が出てきてしまうからだ。そんなときにぴったりなのが、「ユースキン セヌール4」というアイテム。これは背中にクリームやローションを塗るための道具で、筆者も昨年の冬から愛用している。今回はそんなセヌールの魅力を紹介しよう。

「ユースキン セヌール4」(682円)はドラッグストアなどで購入できる
(写真は旧パッケージ)

全長35cmで背中の真ん中までしっかり届く

 セヌールは、かゆみに悩む高齢者の「背中に手が届かずケアできない」という悩みに応え、2009年に販売を開始したアイテムだ。強度や長さの改良を重ね、現在のセヌールへと進化している。なお、2024年2月1日出荷分からパッケージ・価格・JANコードを変更している。

 パーツは3つに分かれており、組み立てると全長35cmになる。これだけの長さがあれば、背中の中央もスムーズに届くのでありがたい。
 
中央部のパーツは強度のあるポリカーボネート製の接ぎ手となっているので、
塗る際には程よくしなる

 また、背中にしっかり塗布できるよう、少し湾曲しているのにも注目したい。これなら背中の丸みに合わせてローションやクリームを濡れる。
 
旅行などで持ち歩く際はコンパクトに収納できる

塗布面は抗菌加工で衛生面も安心

 続いて注目したいのが塗布面だ。ローションやクリームが垂れにくいように細かい凹凸が施されており、抗菌加工も施されている。
 
塗布面はスポンジになっている。
使用後は塗布部分のスポンジを水で洗い、水気を切ってから十分に乾かそう

 筆者も背中のケアに愛用しているが、我が家では高齢の父もセヌールを愛用している。夜中に背中がかゆくなったとき、ほかの家族を起こすのが忍びないそうで、ひとりで背中に保湿クリームを塗るのにちょうどいいそうだ。
 
肩が上がる人だけでなく、
上がらない人でもスムーズに背中をケアできるのがいい

 今回紹介したのはクリームやローションの塗布に適したタイプだが、使用量の目安になるメモリ付きパッドを採用した「セヌール4 軟膏用」(2024年2月1日発売)もある。片方だけでもおおむね事足りるはずだが、両方揃えてシーンにあわせて使い分けてもいいだろう。(フリーライター・今西絢美)
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