Apple MusicやSpotify、YouTube Premium、Amazon Music…など音楽聴き放題サービスは沢山あるけれど「今本当に流行っている曲」を、もっと手軽に聴きたいという思いを持っている人は少なくないと思います。
配信サービスでも、例えばApple MusicやSpotifyでは都市別チャートや、Podcast機能、ラジオ機能などで、まだ聴いたことのない流行りの曲や人気の曲に出会う機会をつくってくれています。
しかし、都市別チャートはジャンルがまとまっていないため、急に違うタイプの曲が流れてきたり、Podcastやラジオは、どれを聴いていいのか冒険しづらいことも多いと思います。
そもそも昔の“音楽中心”のラジオ曲の存在を知らない方ももはや多く、イメージがつきづらいかもしれないので、一般的なインターネットラジオと「プロ」の選曲によるラジオの違いをざっくり解説します。
一般的なインターネットラジオには、地方ラジオ曲のおしゃべりなどもふくめたもののデジタル配信(サイマル放送)のRadicoやJCBA(https://www.jcbasimul.com/)、myTuner Radioのようなものや、ずっとJazzならJazz、80年代ヒット曲ならそればかりをかけつづけるというものが一般的です。
前者は新しい音楽を知るという意味ではなかなか良い曲と出会うのは難しいです。後者は、音楽をずっと聴きつづけるという意味ではいいのですが、曲順の「気持ちよさ」を感じることや、「最近の流行りなのか?を知る」上では、ちょっと物足りません。
BBC Sounds(Android版)=https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bbc.sounds&hl=ja&gl=US
BBC Sounds(iOS版)=https://apps.apple.com/jp/app/bbc-sounds/id1380676511
BBC Soundsは、イギリスBBCラジオが運営する音楽メインのアプリです。音楽メインのチャネルだけでも1D(Dance)、1R(Relax)、1X(extra@)、2,3(classi系)と4チャンネルあります。
メインの1などは通常のBBCラジオに準じたもののためトークが多いですが、音楽メインのチャネルは1時間に何分かトークがある程度です。また、アーカイブも聴けたり、ジャンルごとに聴くこともできたりします。これが無料?と思えるほどの充実機能です。
AFN GO=https://afngo.net/
米軍放送のAFNのアプリです。一昔の世代であれば「FEN」と言ったほうが判りやすいかもしれません。FENはAFNと名前を変え、今はアプリで聴くことができるのです。
しかも、日本各地の五つの基地(岩国、三沢、沖縄、佐世保、東京)の放送と、カントリーやクラシックロック中心のLegacyチャネルなどの6チャネルの合計11チャネルを聴くことができます。自分の地域を入れることで日本の基地の放送を聴き始めることができます。
ICRT FM100(Web版)=https://apps.apple.com/jp/app/icrt-fm100/id958803940
ICRT FM100(Android版)=https://play.google.com/store/apps/details?id=tw.com.icrt.radio&hl=ja&gl=US
台湾の英語放送です。元々は台湾駐留米軍放送だったのですが、現在は英語を中心としたラジオ局となっています。台湾では語学学習としても使われることが多いらしく英語学習の番組も流れたりします。
Podcast機能には、語学コーナーがたくさんあるので、日本人でも英語学習に役立たせることができます。CMの時間があり、台湾中国語のCMが流れるので、ちょっとだけ台湾旅行気分が味わえます。(ITプロデューサー・Jag山本)
■Profile
Jag山本(山本釈弘)
ITプロデューサー。Webマーケティング・メディア運営などを行っている。武蔵野美術大学大学院非常勤講師。著書に「新IT時代への提言」(アスキー総合研究所)など。Jag Project,LLC代表
聴き放題サービスの弱点は「新しい音楽と出会いづらいこと」
聴き放題サービスには膨大な音楽コレクションがありますが、自分の好きな曲に合わせてリコメンド(おすすめ)が出てくるので、どうしても「まだ聴いたことのないジャンル」や「今まで興味が無かったジャンル」には出会いづらいのが弱点です。CDショップやレコードショップの「ワクワク」を感じたい
CDショップやレコードショップでは、自分の好きな音楽やアーティスト以外のポスター、棚を見かけたり、普段は聴かないコーナーに人が集まっていたり、イベントがあったり…と、新しい音楽に出会う機会も多かったと思います。配信サービスでも、例えばApple MusicやSpotifyでは都市別チャートや、Podcast機能、ラジオ機能などで、まだ聴いたことのない流行りの曲や人気の曲に出会う機会をつくってくれています。
しかし、都市別チャートはジャンルがまとまっていないため、急に違うタイプの曲が流れてきたり、Podcastやラジオは、どれを聴いていいのか冒険しづらいことも多いと思います。
“いわゆる”インターネットラジオの弱点
“昔の”J-waveやinterfm(インターエフエム)のように“音楽中心”のラジオ局があればいいのに…と思ったことはないでしょうか?そもそも昔の“音楽中心”のラジオ曲の存在を知らない方ももはや多く、イメージがつきづらいかもしれないので、一般的なインターネットラジオと「プロ」の選曲によるラジオの違いをざっくり解説します。
一般的なインターネットラジオには、地方ラジオ曲のおしゃべりなどもふくめたもののデジタル配信(サイマル放送)のRadicoやJCBA(https://www.jcbasimul.com/)、myTuner Radioのようなものや、ずっとJazzならJazz、80年代ヒット曲ならそればかりをかけつづけるというものが一般的です。
前者は新しい音楽を知るという意味ではなかなか良い曲と出会うのは難しいです。後者は、音楽をずっと聴きつづけるという意味ではいいのですが、曲順の「気持ちよさ」を感じることや、「最近の流行りなのか?を知る」上では、ちょっと物足りません。
「プロ」の選曲と耳障りにならないトークのネットラジオがオススメ!
プロのDJが選曲しているラジオは、曲の流れも気持ちよく、また最新の曲にもかかわらず「まだ聞いたことのない曲」と出会わせてくれます。英語系インターネットラジオは英語耳効果も!?
プロのDJの選曲で、洋楽の最新事情を感じれるものは、やはり「英語系」のラジオです。英語系ラジオは、DJのトークなどもときおり挟まれることもあるのですが、気持ちの良い声で、意味がわかってもわからなくとも、良いジングルとして楽しめます。海外で人気の曲や流行りの曲・洋楽が無料で聴けるおすすめアプリ
BBC Sounds(Web版)=https://www.bbc.co.uk/soundsBBC Sounds(Android版)=https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bbc.sounds&hl=ja&gl=US
BBC Sounds(iOS版)=https://apps.apple.com/jp/app/bbc-sounds/id1380676511
BBC Soundsは、イギリスBBCラジオが運営する音楽メインのアプリです。音楽メインのチャネルだけでも1D(Dance)、1R(Relax)、1X(extra@)、2,3(classi系)と4チャンネルあります。
メインの1などは通常のBBCラジオに準じたもののためトークが多いですが、音楽メインのチャネルは1時間に何分かトークがある程度です。また、アーカイブも聴けたり、ジャンルごとに聴くこともできたりします。これが無料?と思えるほどの充実機能です。
AFN GO=https://afngo.net/
米軍放送のAFNのアプリです。一昔の世代であれば「FEN」と言ったほうが判りやすいかもしれません。FENはAFNと名前を変え、今はアプリで聴くことができるのです。
しかも、日本各地の五つの基地(岩国、三沢、沖縄、佐世保、東京)の放送と、カントリーやクラシックロック中心のLegacyチャネルなどの6チャネルの合計11チャネルを聴くことができます。自分の地域を入れることで日本の基地の放送を聴き始めることができます。
ICRT FM100(Web版)=https://apps.apple.com/jp/app/icrt-fm100/id958803940
ICRT FM100(Android版)=https://play.google.com/store/apps/details?id=tw.com.icrt.radio&hl=ja&gl=US
台湾の英語放送です。元々は台湾駐留米軍放送だったのですが、現在は英語を中心としたラジオ局となっています。台湾では語学学習としても使われることが多いらしく英語学習の番組も流れたりします。
Podcast機能には、語学コーナーがたくさんあるので、日本人でも英語学習に役立たせることができます。CMの時間があり、台湾中国語のCMが流れるので、ちょっとだけ台湾旅行気分が味わえます。(ITプロデューサー・Jag山本)
■Profile
Jag山本(山本釈弘)
ITプロデューサー。Webマーケティング・メディア運営などを行っている。武蔵野美術大学大学院非常勤講師。著書に「新IT時代への提言」(アスキー総合研究所)など。Jag Project,LLC代表