オルファは2月5日から、パッと開ける開封用カッター「パッケル」（PK-1）の販路を一般向けにも拡大する。価格はオープン。

業務用カッターを一般向けに販売開始

　「パッケル」は、飲食店における開封作業の増加を受けて、袋を開けることに特化した業務用カッターとして2021年に開発され、厨房販路限定で販売されてきた。
 
　開封作業自体はプロの現場だけでなく、一般の職場や家庭でも発生し、とりわけ近年は冷凍食品の需要が高まっていることもあり、開封の機会は増加傾向にあるといえる。

　「パッケル」なら、手やはさみで開封する際に起こりがちな「切れ込みがあっても、手できれいに切れない」「はさみでも袋がよれて、うまく切れない」といったことがなく、挟んでスライドするシンプルな動作で誰でも簡単かつきれいに開封でき、日常の開封作業でも十分に活躍することから、今回の販路拡大に至った。
 
　「パッケル」を使った開封では、挟んでスライドするだけなので老若男女問わず、誰でも簡単に開封することが可能になる。刃はグリップの内側にあるため手指に触れにくく、替刃交換が不要なので替刃への交換時にケガをしてしまうリスクもない。
 
　左右どちらの方向にも切れるV字形状刃、かつ左右両用のグリップなので、利き手を問わず使える。また、手のひらサイズのコンパクトさで、手の小さい人でも扱いやすく、ステンレス刃なので水回りでも使用でき、汚れたら水洗いが可能となっている。

　使用シーンとしては、レトルトのパウチ、食品袋、宅配袋、肥料袋といった、インドアからアウトドアまでさまざまな開封作業を想定しており、スムーズな開封を実現する。

　サイズは幅20.5×高さ34.0×奥行き105.9mmで、重さは14.3g。