TVerは1月17日に、同社の運営する民放公式テレビポータル「TVer（ティーバー）」の、2023年12月における月間ユニークブラウザ数（MUB）が、3129万MUBとはじめて3100万台を超え、前年同期と比較して約124％を達成したことを発表した。月間再生数も3.98億回を突破し、前年同期と比較して約150％を記録し、再生数4億回に迫っている。

全体の約3割が「コネクテッドTV」で視聴

　2023年12月の、コネクテッドTVでの「TVer」再生回数は約1億1500万回に達し、前年同期と比較して約162％に伸長した。約3割のユーザーがコネクテッドTV経由で「TVer」を視聴しており、コネクテッドTV経由での番組完再生率は71％で、PCやスマートフォンでの完再生率（約6割）よりも高水準となっている。
 
　「TVer」広告の完再生率は、97％と高い数値を記録し、コネクテッドTVは複数人で同時に視聴を楽しむ「共視聴」の割合が、「TVer」では1番組あたりの平均視聴人数が1.5人と、家族や友人などと楽しんでいる様子がうかがえる。

　2023年12月は、年末年始の特別番組に加えて、アニメ特集として「僕のヒーローアカデミア」「ハイキュー!!」「進撃の巨人」といった、人気作品約50作品を配信した。ほかにも、「柔道グランドスラム東京2023」のオリジナル実況中継、「高校サッカー」全47試合および関連コンテンツを例年以上の作品数でライブ配信した結果、利用者数の拡大につながっている。