洗濯物の取り込みがラクになる! ニトリの「角ハンガー」で手間を軽減しよう

レビュー

2023/12/22 19:00

 洗濯物干しのため、ここ数か月、筆者が愛用しているのが、ニトリの「簡単取り込みハンガー」だ。これがあれば面倒な洗濯物の取り込みが一瞬で終わる。残念ながらこのアイテムは最近、店頭では販売終了、新たに「洗濯らくらく 多機能 角ハンガー」が登場した。今回は、「簡単取り込みハンガー」の特徴を取り上げながら、「洗濯らくらく 多機能 角ハンガー」の優れたポイントも紹介しよう。

写真は「簡単取り込みハンガー(40ピンチ)」(1490円)。
同機能の角ハンガーとして「洗濯らくらく 多機能 角ハンガー(40ピンチ)」が販売中で、
40ピンチ(2490円)と52ピンチ(2990円)が選べる

引っ張るだけで簡単に取り込める

 ニトリの「簡単取り込みハンガー」は、干した洗濯物を引っ張るだけで簡単に取り込める。その秘密はピンチの形状にあり、挟んだものを下に引くとピンチが開くようになっている。これならいちいちピンチをつまんで外さなくていいので、一気に洗濯物が取り込めるわけだ。
 
ポリカーボネート製のピンチを引っ張ると、
気持ちいいくらいスッと外れる。
引っ張るとはいえ、今のところ洗濯物は伸びてはいない

 ちなみに、改良された「洗濯らくらく 多機能 角ハンガー」は、挟む力が異なる2種類のピンチが付いており、ピンチのあとをつけたくない洗濯物とジーンズなど重さのある洗濯物で使い分けが可能。本体はアルミフレームに変更されたので、より長く使えそうだ。
 
現行アイテムの「洗濯らくらく 多機能 角ハンガー」。
価格は1000円ほど高くなったが、堅牢性を考えると納得できる

 また、角ハンガーを使っていてありがちなストレスが、折りたたんだときのピンチの絡まりだ。その点、この角ハンガーはリングピンチになっているので、折りたたんだときに絡まることがない。
 
絡まらないのでストレスフリー。
「洗濯らくらく 多機能 角ハンガー」の場合は、
洗濯物の形に合わせてピンチを移動することも可能

室内干しに便利なスライドフックが優秀

 筆者が気に入っている理由はもうひとつあり、物干し竿だけでなく、室内のドアや鴨居に引っ掛けるためのフックが付いている点だ。これなら並行な状態のまま、室内干しできる。
 
従来の角ハンガーだと、ドアに掛けると斜めになるが、
平行のまま干せるので洗濯物が乾きやすい

 物干し竿で干す際はロック付きのフックがあるので、風が強い日でも安心して外に出しておける。「洗濯らくらく 多機能 角ハンガー」なら、高い位置に引っ掛けるための背伸びグリップも付いているので、小柄な人でも使いやすいだろう。
 
グリップを握るとロックが開く

 今回、愛用中の「簡単取り込みハンガー」と「洗濯らくらく 多機能 角ハンガー」の仕様を改めて比較したが、“洗濯物が取り込みやすい”という点は共通しているものの、それ以外のちょっとした不満が大きく改良されているのがわかった。これなら角ハンガーの購入を検討するなら、ニトリの「洗濯らくらく 多機能 角ハンガー」一択といえるだろう。(フリーライター・今西絢美)
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