ライソンは10月11日に、冷たい季節に暖かさとくつろぎを提供する小型のパーソナル暖房「巻くコタツ くるみ」を発売した。あわせて、高さの異なる「巻くコタツ 足暖（SOKUDAN）」も同時発売している。どちらも価格はオープンで、参考価格は1万1000円。

電源さえあれば、どこでもパーソナル暖房

　「巻くコタツ くるみ」は、足元を360°温められる巻くタイプのパネルヒーターで、加熱面積の広いヒーターが全方位から暖かく包み込み、冷えた足元を温めてくれる。上から毛布を掛ければ、コタツのように使える。
   
　ソファ、座椅子、勉強机のイスなど、さまざまなシーンで使用可能で、触ってもやけどするほど熱くないので、子どもがいる部屋でも安心して使える。温度設定は、ボタンを押すごとに3段階で調節できる。
 
　足裏加熱マットを備えているので、床からの冷気を防いでつま先から足元を温められる（長時間使用する場合は、低温やけどの恐れもあるので、スリッパや靴などの着用が必要）。足裏加熱マットの表面は、汚れを拭き取りやすPVC素材を採用している。

　本体には、炭素結晶加熱材料を採用することで急速加熱を実現しており、約30秒で温かくなる。また、外側は断熱性・耐久性に優れたXPE素材を使用し、熱を逃しにくく効率的に温められる。

　そのほか、本体が一定以上傾いたり、転倒した場合は自動で運転を停止する自動電源オフ機能を備えるとともに、使用開始から約4時間経過すると、自動で電源がオフになる自動オフタイマー機能も備えている。
 
　商品には、本体を丸めてコンパクトに収納可能な専用の収納袋と、前面を開けた状態で固定できるスタンドが付属する。

　なお、1時間あたりの電気代は約4.3円と、少ない電力で効率的に足元を温められる。
 
　同時発売の「巻くコタツ 足暖（SOKUDAN）」は、「巻くコタツ くるみ」よりも高さがあり、デスクやテーブルに座っている際にひざまですっぽり包める。「巻くコタツ くるみ」と同様に、足裏加熱マットを備えている。