2021年から真っ直ぐドラムを発売しているアクアはこのほど、機能や操作性を進化させるとともにコンパクトかつ大容量の新製品3機種を発表した。その進化から名称を真っ直ぐドラム2.0として、高まるドラム式洗濯乾燥機のニーズに応えていく考えだ。
発表した3機種は洗濯容量12kg/乾燥容量6kgのAQW-DX12P(以下、DX12P)と同製品からいくつかの機能を除いたAQW-D12P(以下、D12P)、洗濯容量10kg/乾燥容量5kgのAQW-D10P(以下、D10P)。発売はDX12PとD12Pが10月19日で、D10Pは2024年1月中旬の予定だ。
いずれもオープン価格で、市場想定価格はDX12Pが33万円前後、D12Pが30万円前後、D10Pが27万前後である。
アクアによると2020年以降、洗濯機の年間販売台数は減少しているが、ドラム式洗濯乾燥機は高額製品にも関わらず伸長しているという。しかし、ドラム式洗濯乾燥機は本体サイズが大きく、購入には設置スペースや搬入経路の確保が必須だ。
アクアの真っ直ぐドラムは、スペースの関係でドラム式洗濯乾燥機の購入を諦めていた人でもタテ型のスペースに置けるコンパクト設計が大きな特徴となっている。
真っ直ぐドラム1号機の購入者アンケートの結果、購入時に魅力を感じたポイントの1位は本体サイズだった。この結果からドラム式洗濯乾燥機導入の課題は、やはり設置スペースに対する本体サイズの大きさであるといえるだろう。
さらに同アンケートではタテ型洗濯機からの買い替えが6割、1~2人世帯の購入が約5割を占めたという。ドラム式洗濯乾燥機導入の課題に対して、真っ直ぐドラムのコンパクト性は課題解決として機能していることが分かる。
DX12PとD12Pの排水ホースを含む本体サイズは幅595mm×奥行685mm×高さ943mm。サイズ自体は現行モデルと同じだが、実物の製品の前に立つと一般的な大容量のドラム式洗濯乾燥機よりも明らかにコンパクトであることが実感できる。
これはエアウォッシュの仕上げに銀イオン抗菌水のミストを衣類などに噴霧する追加機能で、抗菌効果は48時間以上継続するという。銀イオン抗菌水を生成するユニットは約10年間交換不要だ。
エアウォッシュは衣類や目的に合わせて3コースの選択が可能だったが、抗菌機能も加わったエアウォッシュプラスは5コースに拡大した。
カビケア槽自動おそうじは、すすぎ運転の最後に洗濯槽を高速回転させて、その遠心力で発生する強い水流で槽の裏側の汚れを洗い流し、黒カビを抑制する機能だ。
らくらく槽乾燥は、脱水終了後に電源を切らずに洗濯物を取り出してドアを閉めてからスタートボタンを押すと1時間ヒートポンプ乾燥をする機能。洗濯後に乾燥運転をしない場合、槽に水分が残ってしまうが、らくらく槽乾燥では自動で乾燥運転を行う。
両機能とも特に設定がいらず、手間なしで黒カビ対策となる新機能だ。
また、操作パネルの表示部も大きく変わった。これまで本体中央で垂直に近い位置に配置していた操作パネルの位置と角度を見やすい位置と角度に変更。操作部も直感的に分かるアイコンとタッチキーに変えている。
上記で記載した機能はDX12Pの搭載機能で、D12PとD10PにはエアウォッシュプラスやUVライトなど、いくつかの機能が搭載されていない点に注意が必要だ。
DX12Pの見た目はコンパクトだがドアを開けると中は意外と広い点や、エアウォッシュプラス運転をしたものとしていないものとの仕上がりの違いに驚く一幕もあった。
真っ直ぐドラム2.0のイメージを聞かれ、町田さんは進化と回答。自身が花粉症のため、エアウォッシュプラスがあるとうれしいと述べ、新製品は実家の両親にプレゼントしたいと語った。
設置スペースの関係でドラム式洗濯乾燥機の導入を諦めている向きは、ぜひアクアの真っ直ぐドラム2.0をチェックしてみよう。
省スペースに加えてDX12PとD10Pはドアの開き方が左開きと右開きのモデルがあり、これまで諦めていた場所にも設置できるかもしれない。洗濯機は結構な頻度で使用される製品のため、家電量販店などの店頭で実機に触れて確認してみることをお勧めしたい。
省スペースでタテ型からの買い替えも可能
真っ直ぐドラムの特徴は衣類が絡まりにくいこと。布がらみが少ないので洗いムラや布傷み、シワ付きを抑えられて効率的な洗浄ができ、洗濯容量が12kgでも標準コースの洗濯運転時間は29分のスピードを実現している。発表した3機種は洗濯容量12kg/乾燥容量6kgのAQW-DX12P(以下、DX12P)と同製品からいくつかの機能を除いたAQW-D12P(以下、D12P)、洗濯容量10kg/乾燥容量5kgのAQW-D10P(以下、D10P)。発売はDX12PとD12Pが10月19日で、D10Pは2024年1月中旬の予定だ。
いずれもオープン価格で、市場想定価格はDX12Pが33万円前後、D12Pが30万円前後、D10Pが27万前後である。
アクアによると2020年以降、洗濯機の年間販売台数は減少しているが、ドラム式洗濯乾燥機は高額製品にも関わらず伸長しているという。しかし、ドラム式洗濯乾燥機は本体サイズが大きく、購入には設置スペースや搬入経路の確保が必須だ。
アクアの真っ直ぐドラムは、スペースの関係でドラム式洗濯乾燥機の購入を諦めていた人でもタテ型のスペースに置けるコンパクト設計が大きな特徴となっている。
真っ直ぐドラム1号機の購入者アンケートの結果、購入時に魅力を感じたポイントの1位は本体サイズだった。この結果からドラム式洗濯乾燥機導入の課題は、やはり設置スペースに対する本体サイズの大きさであるといえるだろう。
さらに同アンケートではタテ型洗濯機からの買い替えが6割、1~2人世帯の購入が約5割を占めたという。ドラム式洗濯乾燥機導入の課題に対して、真っ直ぐドラムのコンパクト性は課題解決として機能していることが分かる。
DX12PとD12Pの排水ホースを含む本体サイズは幅595mm×奥行685mm×高さ943mm。サイズ自体は現行モデルと同じだが、実物の製品の前に立つと一般的な大容量のドラム式洗濯乾燥機よりも明らかにコンパクトであることが実感できる。
抗菌機能を追加したエアウォッシュプラス
機能の進化では、丸洗いができない衣類なども水を使わずにふんわりとシワを伸ばし、温風ミストとUVライトを当てることで除菌・消臭も行う「エアウォッシュ」が「エアウォッシュプラス」となった。これはエアウォッシュの仕上げに銀イオン抗菌水のミストを衣類などに噴霧する追加機能で、抗菌効果は48時間以上継続するという。銀イオン抗菌水を生成するユニットは約10年間交換不要だ。
エアウォッシュは衣類や目的に合わせて3コースの選択が可能だったが、抗菌機能も加わったエアウォッシュプラスは5コースに拡大した。
自動掃除機能追加でさらに清潔性が向上
ドラム式洗濯乾燥機は意外と手入れの手間がかかるが、自動おそうじも追加機能で進化した。従来機種から搭載している乾燥フィルター自動おそうじとドアパッキン自動おそうじに加えて、新たに洗濯槽の裏側を洗い流す「カビケア槽自動おそうじ」と「らくらく槽乾燥」が追加された。カビケア槽自動おそうじは、すすぎ運転の最後に洗濯槽を高速回転させて、その遠心力で発生する強い水流で槽の裏側の汚れを洗い流し、黒カビを抑制する機能だ。
らくらく槽乾燥は、脱水終了後に電源を切らずに洗濯物を取り出してドアを閉めてからスタートボタンを押すと1時間ヒートポンプ乾燥をする機能。洗濯後に乾燥運転をしない場合、槽に水分が残ってしまうが、らくらく槽乾燥では自動で乾燥運転を行う。
両機能とも特に設定がいらず、手間なしで黒カビ対策となる新機能だ。
また、操作パネルの表示部も大きく変わった。これまで本体中央で垂直に近い位置に配置していた操作パネルの位置と角度を見やすい位置と角度に変更。操作部も直感的に分かるアイコンとタッチキーに変えている。
上記で記載した機能はDX12Pの搭載機能で、D12PとD10PにはエアウォッシュプラスやUVライトなど、いくつかの機能が搭載されていない点に注意が必要だ。
スペシャルゲストは洗濯好きという俳優の町田啓太さん
5日に開催された発表会では俳優の町田啓太さんがゲストで登場。洗濯好きであるという意外な事実を発表した。DX12Pの見た目はコンパクトだがドアを開けると中は意外と広い点や、エアウォッシュプラス運転をしたものとしていないものとの仕上がりの違いに驚く一幕もあった。
真っ直ぐドラム2.0のイメージを聞かれ、町田さんは進化と回答。自身が花粉症のため、エアウォッシュプラスがあるとうれしいと述べ、新製品は実家の両親にプレゼントしたいと語った。
設置スペースの関係でドラム式洗濯乾燥機の導入を諦めている向きは、ぜひアクアの真っ直ぐドラム2.0をチェックしてみよう。
省スペースに加えてDX12PとD10Pはドアの開き方が左開きと右開きのモデルがあり、これまで諦めていた場所にも設置できるかもしれない。洗濯機は結構な頻度で使用される製品のため、家電量販店などの店頭で実機に触れて確認してみることをお勧めしたい。