シロカは10月5日に、ヒーターとしても扇風機としても使用可能で、部屋の空気を循環させるサーキュレーション機能や、衣類乾燥機能も備えた「HOT＆COOL サーキュレーター ポカクール」（SH-CD131）を発売する。価格はオープンで、実勢価格は2万5000円前後の見込み。

冬も夏も使える多機能サーキュレーター

　「ポカクール」は、冬は温風でヒーターとして、夏は送風で扇風機として使用でき、エアコンとの併用で空気を循環させる「サーキュレーションモード」や、効率よく衣類を乾かせる「衣類乾燥モード」も搭載しているので、あらゆるシーンで1年中活躍する。

　本体はコンパクトで持ち手を備えているため、使用場所を選ばず移動もしやすい。季節を問わず1年を通して使えるので、収納の必要がなく、収納の手間も場所も取らない。
 
　「サーキュレーションモード」では、エアコンとの併用によって、より快適な室内空間を作る「エアコンサポート」を実現する。冬場にエアコンを使う際に、暖かい空気が部屋の上にたまってしまうからとサーキュレーターを使用すると、送風でかえって体がひんやりしてしまうことがあるが、「ポカクール」の「サーキュレーションモード」ならは送風と温風が選べるので、冬場には温風を使えば部屋や体を冷やすことなく、効率的な空気循環が可能になり、節電にもつながる。

　「衣類乾燥モード」では、村田製作所のイオナイザ技術を採用した、マイナスイオン発生器「イオニシモ」によってマイナスイオンとオゾンを発生させ、除菌・脱臭しつつアーチ首振り運転を行う。下から風を送ることによって、効率的かつ省スペースで衣類を乾かせる。また、季節や環境に応じて温風と送風を選べるので、温風での衣類乾燥時は自然乾燥と比較して、乾燥時間を最大82％短縮できる。
 
　さらに、本体の左右に設けられた吸気口から空気を取り込んで、本体前面から送風する「ふわビューン UZU（うず）」によって、温風なら約3.5m先まで、送風なら約20m先までパワフルな風を届けられる。静音性にも優れており、送風風量「1」で運転した場合の運転音は約16dB、温風「弱」で運転した場合の運転音は約23dBと、木の葉の触れ合う音や鉛筆でものを書く音などと同レベルの静かさを実現している。

　そのほか、本体の傾きや強い衝撃を検知して、自動で運転を停止する転倒・振動検知機能や、運転中に本体に布などがかかって異常な温度上昇を検知した場合に、自動で運転を停止する異常過熱検知機能を搭載しているので、安心して使える。