東芝ライフスタイルは9月5日、11~12月に発売予定のエアコン2シリーズを発表した。フラグシップのDRシリーズは省エネ性を重視し、節電冷房モードや専用アプリでの電気代表示に対応。新たに加わったDRZシリーズはすべての機種で省エネ基準達成率100%をクリアしている。
新DRシリーズは11月上旬発売予定で、冷房畳数目安6畳のRAS-N221DRから26畳のRAS-N802DRまで9機種。市場想定価格は29万5000円前後~。DRZシリーズは冷房畳数目安6畳のRAS-N221DRZから23畳のRAS-N712DRZまで7機種。市場想定価格は26万2000円前後~となっている。
光熱費が高騰している現在、家電製品を使用するうえでやはり気になるのは電気代だ。DRシリーズはインバーター回路や熱交換器などの設計を見直し、さらに制御系も新たにチューニングし直すことで省エネ性能が向上。新DRシリーズではRAS-N802DRを除く9機種中8機種が昨年改定された省エネ基準達成率100%以上で、DRZシリーズは全機種ともクリアしている。
新DRシリーズでは、新たに節電冷房モードを搭載。冷房運転中に節電冷房ボタンを押すと、レーダーがエアコンから一番近い人に設定温度よりやや高めの風をあてる。部屋の温度を下げるというよりは、風があたっている人の体感温度を下げるというイメージで、節電と快適性を兼ね備えた機能だ。
また、新DRシリーズはサーキュレーターモードも新搭載した。リモコンのサーキュレーターボタンを押すと、上下の風向を調整する左右2枚のルーバーはそれぞれが互い違いに動く。左右の風向きを調整するルーバーも互い違いのスイングで、風を中央に寄せたり左右に広げたりと動く。
サーキュレーターというと、ある程度のエリアに集中して風を送るというイメージだが、新DRシリーズのサーキュレーターモードは室内の空気をかき混ぜ、循環させるためのモードだ。空気を循環させることでプラズマ空清との相乗効果で、効率よく空気をキレイにする。暖房運転を除く冷房、空清、除湿の各運転時に同モードの設定が可能である。
さらに気になる電気代も専用アプリの「IoLIFE」で確認することができるようになった。過去1年か30日の電気代の推移がグラフで表示され、電気代表示に対応した新発売の新DRとDRZの両シリーズであれば、複数の機器をまとめて一括表示することもできる。
デフォルトは31円/kWhだが、契約している電力会社に合わせて単価を設定することもできるため、より実態に近い電気代の表示が可能。あらかじめ設定した目標金額をオーバーするとスマートフォンに通知する機能も搭載している。
新DRシリーズとDRZシリーズは、室内機の風量制御を再調整したことでプラズマ空清の適用床面積もアップ。現行機種は能力帯に関わらず30分で清浄できる空気清浄適用床面積が8畳だった。これが冷房畳数目安6~12畳の100Vタイプでは9畳になり、冷房畳数目安14畳以上の200Vタイプでは10畳まで広がった。
省エネ性と快適性の追求は、今のエアコンに求められている機能だ。発売はまだ先なので、年末あたりにエアコンの買い替えを検討しているのであれば、検討候補としてピックアップしておきたい製品とえいるだろう。
新DRシリーズは8機種、DRZシリーズは全機種が省エネ基準100%以上
新製品はDR(現行モデルもDRシリーズのため、以下では新DR)とDRZの2シリーズ。新DRシリーズは現行モデルの特長であるUV除菌やプラズマ空清、レーダーや無風感空調などを継続して搭載している。一方のDRZシリーズは新DRシリーズからいくつかの機能を省いたシリーズだ。新DRシリーズは11月上旬発売予定で、冷房畳数目安6畳のRAS-N221DRから26畳のRAS-N802DRまで9機種。市場想定価格は29万5000円前後~。DRZシリーズは冷房畳数目安6畳のRAS-N221DRZから23畳のRAS-N712DRZまで7機種。市場想定価格は26万2000円前後~となっている。
光熱費が高騰している現在、家電製品を使用するうえでやはり気になるのは電気代だ。DRシリーズはインバーター回路や熱交換器などの設計を見直し、さらに制御系も新たにチューニングし直すことで省エネ性能が向上。新DRシリーズではRAS-N802DRを除く9機種中8機種が昨年改定された省エネ基準達成率100%以上で、DRZシリーズは全機種ともクリアしている。
体感温度を下げる節電冷房
DRシリーズは人の位置検知にレーダーを活用し、リモコンのレーダーボタンを押すことでエアコンから一番近い位置にいる人に風をあてる風あてや、逆に風が当たらないようにする風よけが選択できる。新DRシリーズでは、新たに節電冷房モードを搭載。冷房運転中に節電冷房ボタンを押すと、レーダーがエアコンから一番近い人に設定温度よりやや高めの風をあてる。部屋の温度を下げるというよりは、風があたっている人の体感温度を下げるというイメージで、節電と快適性を兼ね備えた機能だ。
また、新DRシリーズはサーキュレーターモードも新搭載した。リモコンのサーキュレーターボタンを押すと、上下の風向を調整する左右2枚のルーバーはそれぞれが互い違いに動く。左右の風向きを調整するルーバーも互い違いのスイングで、風を中央に寄せたり左右に広げたりと動く。
サーキュレーターというと、ある程度のエリアに集中して風を送るというイメージだが、新DRシリーズのサーキュレーターモードは室内の空気をかき混ぜ、循環させるためのモードだ。空気を循環させることでプラズマ空清との相乗効果で、効率よく空気をキレイにする。暖房運転を除く冷房、空清、除湿の各運転時に同モードの設定が可能である。
さらに気になる電気代も専用アプリの「IoLIFE」で確認することができるようになった。過去1年か30日の電気代の推移がグラフで表示され、電気代表示に対応した新発売の新DRとDRZの両シリーズであれば、複数の機器をまとめて一括表示することもできる。
デフォルトは31円/kWhだが、契約している電力会社に合わせて単価を設定することもできるため、より実態に近い電気代の表示が可能。あらかじめ設定した目標金額をオーバーするとスマートフォンに通知する機能も搭載している。
新DRシリーズとDRZシリーズは、室内機の風量制御を再調整したことでプラズマ空清の適用床面積もアップ。現行機種は能力帯に関わらず30分で清浄できる空気清浄適用床面積が8畳だった。これが冷房畳数目安6~12畳の100Vタイプでは9畳になり、冷房畳数目安14畳以上の200Vタイプでは10畳まで広がった。
省エネ性と快適性の追求は、今のエアコンに求められている機能だ。発売はまだ先なので、年末あたりにエアコンの買い替えを検討しているのであれば、検討候補としてピックアップしておきたい製品とえいるだろう。