ダイニチ工業は2023年度モデルの石油ファンヒーター26機種とハイブリッド加湿器23機種をこのほど発売した。両カテゴリとも省エネ機能を搭載し、消費者の省エネニーズに対応した製品となっている。
ダイニチ工業が実施した購入者アンケートによると、石油ファンヒーターの購入理由では全体の73.5%が「すばやく暖まるから」と回答。確かに石油ファンヒーターは燃焼系特有の速暖性があり、ユーザーもそこに魅力を感じているようだ。
ハイグレードモデルのSGXタイプは速暖力を高めたオートターボEX運転を搭載。運転開始後、室温が15℃以下だと自動で最大火力を10~15%アップし、室内を素早く暖める。
周知のとおり、電気代の高騰と同様に灯油価格も上昇している。石油ファンヒーターのランニングコストの約90%は灯油で、灯油の消費を抑えることが石油ファンヒーターの省エネだ。
同社の石油ファンヒーターは設定した温度に対して室温の方が高くなると自動で消火し、逆に設定温度に対して室温が低くなると自動点火する機能を全機種に搭載。さらにSGXタイプとSDXタイプは省エネセンサーを内蔵し、人の在・不在に応じて火力の調整や消火を自動で行う機能も付いている。エアコンではお馴染みの省エネ機能と同じイメージとして捉える分かりやすい。
ハイブリッド式は立ち上がりから設定湿度に達するまではヒーターを使った温風気化式で、設定湿度に達した後はヒーターオフの気化式に切り替わる。素早く加湿しながらも消費電力のムダを抑えるので、もともとの方式が省エネなのだ。
また、全機種とも常に気化式で運転するeco運転モードを搭載し、はじめから省エネ運転を選択することも可能。さらにRXタイプを除く各タイプは、設定した湿度と現在の湿度に合わせて送風量を細かくコントロールするエコモーターを採用。通常運転でも省エネを実現している。
光熱費高騰が続く中、ダイニチ工業の2023年度モデルはそれぞれの商品カテゴリで省エネを推進している。室内が暖かく、適度な湿度を保ちながら快適な冬を過ごすためのこれら製品群をチェックしてみよう。
全機種で灯油の消費を抑える省エネ機能を搭載
石油ファンヒーターの2023年度モデルのラインアップは、木造戸建て住宅で暖房目安19畳までのFWシリーズ11タイプ25機種と26畳までのFZシリーズ1タイプ1機種の合計26機種。家電量販店とホームセンター、一般販売店では取り扱いシリーズが異なるので、購入を検討している向きは注意が必要だ。ダイニチ工業が実施した購入者アンケートによると、石油ファンヒーターの購入理由では全体の73.5%が「すばやく暖まるから」と回答。確かに石油ファンヒーターは燃焼系特有の速暖性があり、ユーザーもそこに魅力を感じているようだ。
ハイグレードモデルのSGXタイプは速暖力を高めたオートターボEX運転を搭載。運転開始後、室温が15℃以下だと自動で最大火力を10~15%アップし、室内を素早く暖める。
周知のとおり、電気代の高騰と同様に灯油価格も上昇している。石油ファンヒーターのランニングコストの約90%は灯油で、灯油の消費を抑えることが石油ファンヒーターの省エネだ。
同社の石油ファンヒーターは設定した温度に対して室温の方が高くなると自動で消火し、逆に設定温度に対して室温が低くなると自動点火する機能を全機種に搭載。さらにSGXタイプとSDXタイプは省エネセンサーを内蔵し、人の在・不在に応じて火力の調整や消火を自動で行う機能も付いている。エアコンではお馴染みの省エネ機能と同じイメージとして捉える分かりやすい。
ハイブリッド加湿器はムダな加湿運転を抑えて省エネ運転
同社の加湿器は、全機種とも気化式と温風気化式を組み合わせたハイブリッド式。新しいラインアップは、パワフルモデル3タイプ8機種とその他の5タイプ15機種の合計23機種。石油ファンヒーターと同様、販売チャネルによって取り扱いのタイプが異なっている。ハイブリッド式は立ち上がりから設定湿度に達するまではヒーターを使った温風気化式で、設定湿度に達した後はヒーターオフの気化式に切り替わる。素早く加湿しながらも消費電力のムダを抑えるので、もともとの方式が省エネなのだ。
また、全機種とも常に気化式で運転するeco運転モードを搭載し、はじめから省エネ運転を選択することも可能。さらにRXタイプを除く各タイプは、設定した湿度と現在の湿度に合わせて送風量を細かくコントロールするエコモーターを採用。通常運転でも省エネを実現している。
光熱費高騰が続く中、ダイニチ工業の2023年度モデルはそれぞれの商品カテゴリで省エネを推進している。室内が暖かく、適度な湿度を保ちながら快適な冬を過ごすためのこれら製品群をチェックしてみよう。