シャープは8月17日、プラズマクラスター洗濯乾燥機の新製品ES-X11BとV11B、G11Bの3機種を発表した。電気代の高騰や高まる家事の負担軽減ニーズに対応し、業界トップクラスの高い省エネ性能に加え、日常の手入れを軽減する機能を搭載している。
最上位モデルのES-X11Bはクリスタルシルバーとリッチブラウンの2色をラインアップ。価格はオープンだが、市場想定価格は42万6000円前後。アッシュゴールドのV11Bは39万6000円前後で、シルバー系のG11Bは36万6000円前後。3機種とも洗濯容量は11kgで乾燥容量は6kg。発売は9月14日の予定だ。
フラグシップモデルのES-X11Bは22年モデルでも好評だったハイブリッド乾燥NEXTを搭載。このハイブリッドとはヒートポンプとサポートヒーターを組み合わせるもので、乾燥運転時の衣類の状態を各種センサーで検知しながらAI制御によってムダな消費電力を抑え、同時に乾燥ムラも防ぐ。
22年モデルにも搭載されていた乾燥フィルター自動お掃除は、乾燥運転後に毎回掃除が必要な乾燥フィルターを自動で掃除する機能。乾燥効率の低下を防ぐとともに手入れの手間も軽減するという一石二鳥の機能だ。
従来のモデルで洗浄できる範囲はダクト内面の70.2%だったが、新製品ではダクト内に水を流す糸くずノズルの位置を上部に設置し、ダクト内部の凹凸も減らした。この新構造により、洗浄できる範囲は96.3%に広がったという。
マイクロ高圧シャワーは、乾燥運転でドアパッキンの裏側に付着してしまったホコリや汚れを洗浄するドアパッキン自動洗浄でも使用。乾燥運転終了後の次の洗濯運転時に高圧シャワーがホコリや汚れを洗い流す。
すすぎでは、マイクロ高圧シャワーを応用した高圧シャワーすすぎ機能を新たに搭載した。衣類に対するシャワーの水圧が均等になるようにシャワーの噴射角度を狭め、洗濯槽のタンブリング制御を進化させることで節水と衣類の洗剤残りを低減している。
洗濯槽のタンブリング制御は、洗濯槽内に張り付いた衣類を落とす際にも効果を発揮し、排水フィルターを通過した後のきれいな水を再利用する循環ポンプとの組み合わせで節水も実現。22年モデルと比べて洗濯~乾燥6kg では3L節水して49L。これは業界最高水準という。
その他、洗濯槽自動お掃除機能や液体洗剤・柔軟剤自動投入機能なども搭載されている。また、シャープ独自のプラズマクラスターは衣類の除菌や消臭、花粉ケア、槽内のカビ菌も抑制する。
新製品の3機種は前述のとおり洗濯・乾燥容量が同じで、違いは搭載機能やスペック。省エネ性能や節水性能は当然上位モデルのX11Bが高いが、V11BとG11Bも省エネ性能としては業界トップクラスをうたう。
X11BとV11Bの2機種は、シャープのクラウドサービスであるCOCORO WASHに対応。スマホで各種の操作ができ、音声で運転状況を知ることもできる。また、AI標準コースは仕上がり具合をユーザーが評価し、AIが学習することで自分好みの仕上がりに近づけるようになるという。
シャープのドラム式洗濯乾燥機の新製品はユーザーニーズを捉え、乾燥や手入れの課題解決につながる機能や改良が盛り込まれた製品といえるだろう。発売時は店頭でその特徴や機能をチェックしてみよう。
洗濯容量11kgタイプのラインアップは3機種に
シャープのドラム式洗濯乾燥機は従来から乾燥力と使いやすさ、手間なし手入れにこだわっている。17日に発表された新製品でもこのこだわりを継承しながら各機能をブラッシュアップ。洗濯容量11kgタイプは2022年モデルでは2ラインだったが、新製品では3ラインになった。最上位モデルのES-X11Bはクリスタルシルバーとリッチブラウンの2色をラインアップ。価格はオープンだが、市場想定価格は42万6000円前後。アッシュゴールドのV11Bは39万6000円前後で、シルバー系のG11Bは36万6000円前後。3機種とも洗濯容量は11kgで乾燥容量は6kg。発売は9月14日の予定だ。
フラグシップモデルのES-X11Bは22年モデルでも好評だったハイブリッド乾燥NEXTを搭載。このハイブリッドとはヒートポンプとサポートヒーターを組み合わせるもので、乾燥運転時の衣類の状態を各種センサーで検知しながらAI制御によってムダな消費電力を抑え、同時に乾燥ムラも防ぐ。
22年モデルにも搭載されていた乾燥フィルター自動お掃除は、乾燥運転後に毎回掃除が必要な乾燥フィルターを自動で掃除する機能。乾燥効率の低下を防ぐとともに手入れの手間も軽減するという一石二鳥の機能だ。
設計を見直した新構造の乾燥ダクトを採用
乾燥運転では乾燥フィルターだけでなく、乾燥のための送風経路である乾燥ダクトにもホコリや洗剤成分が残る。22年モデルにも搭載していた乾燥ダクト自動お掃除は、このホコリや洗剤成分を水で洗い流す機能で、新製品ではダクトの形状を見直した新構造の乾燥ダクトを採用している。従来のモデルで洗浄できる範囲はダクト内面の70.2%だったが、新製品ではダクト内に水を流す糸くずノズルの位置を上部に設置し、ダクト内部の凹凸も減らした。この新構造により、洗浄できる範囲は96.3%に広がったという。
高圧シャワーすすぎで衣類の洗剤残りを低減
洗濯時は微細な水粒子を高圧シャワーノズルから毎秒100万個以上噴射するシャープ独自のマイクロ高圧シャワーで、衣類の傷みを抑えながらしつこい汚れを繊維の奥から弾き出して洗い流す。マイクロ高圧シャワーは、乾燥運転でドアパッキンの裏側に付着してしまったホコリや汚れを洗浄するドアパッキン自動洗浄でも使用。乾燥運転終了後の次の洗濯運転時に高圧シャワーがホコリや汚れを洗い流す。
すすぎでは、マイクロ高圧シャワーを応用した高圧シャワーすすぎ機能を新たに搭載した。衣類に対するシャワーの水圧が均等になるようにシャワーの噴射角度を狭め、洗濯槽のタンブリング制御を進化させることで節水と衣類の洗剤残りを低減している。
洗濯槽のタンブリング制御は、洗濯槽内に張り付いた衣類を落とす際にも効果を発揮し、排水フィルターを通過した後のきれいな水を再利用する循環ポンプとの組み合わせで節水も実現。22年モデルと比べて洗濯~乾燥6kg では3L節水して49L。これは業界最高水準という。
その他、洗濯槽自動お掃除機能や液体洗剤・柔軟剤自動投入機能なども搭載されている。また、シャープ独自のプラズマクラスターは衣類の除菌や消臭、花粉ケア、槽内のカビ菌も抑制する。
新製品の3機種は前述のとおり洗濯・乾燥容量が同じで、違いは搭載機能やスペック。省エネ性能や節水性能は当然上位モデルのX11Bが高いが、V11BとG11Bも省エネ性能としては業界トップクラスをうたう。
X11BとV11Bの2機種は、シャープのクラウドサービスであるCOCORO WASHに対応。スマホで各種の操作ができ、音声で運転状況を知ることもできる。また、AI標準コースは仕上がり具合をユーザーが評価し、AIが学習することで自分好みの仕上がりに近づけるようになるという。
シャープのドラム式洗濯乾燥機の新製品はユーザーニーズを捉え、乾燥や手入れの課題解決につながる機能や改良が盛り込まれた製品といえるだろう。発売時は店頭でその特徴や機能をチェックしてみよう。