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ニトリの「毎日とりかえキッチンスポンジ」は、衛生的でコスパもよく、台所まわりのストレス軽減

レビュー

2023/07/24 19:00

 湿気や気温が高くなる夏は、水回り、特にキッチンシンクやキッチンスポンジのカビや雑菌の繁殖が気になる季節である。筆者も毎日の食器洗いの中で、使用後に水分を含んだ状態のキッチンスポンジの雑菌を気にしながら使用していた。そんな人におすすめなのがニトリの「毎日とりかえキッチンスポンジ」だ。
 

ニトリの「毎日とりかえキッチンスポンジ」。
30個入りで299円(筆者撮影)

「毎日とりかえキッチンスポンジ」とは?

 「キッチンスポンジのニオイや雑菌が気になる」「キッチンスポンジはどのタイミングで交換するものなの?」など、キッチンスポンジを使用する中での疑問や不安を抱えている人は多いだろう。ニトリの「毎日とりかえキッチンスポンジ」は、実際に使用してみるとキッチンスポンジで今まで抱えていたストレスが一気に解消される優秀アイテムだった。

 今回はニトリのキッチンスポンジの使い心地やおすすめポイント、活用方法などを紹介する。今までキッチンスポンジの雑菌やカビが気になりストレスになっていた、という人はぜひ参考にしていただきたい。

 「毎日とりかえキッチンスポンジ」は、ネーミングの通り、毎日取り換えて使用する新発想の使い捨てキッチンスポンジだ。素材はポリウレタンでできており、色のバリエーションはキッチンに馴染みやすいグレーと清潔感のあるホワイトの二種類で売られている。

 以前からSNSなどでたびたび話題に上り、ニトリのシンクまわり用品ランキングでは常にトップに君臨している人気アイテムである。

 ニトリの店舗では、入荷してもすぐに売り切れてしまいいつも欠品状態というケースも少なくない。一度使うともう他のスポンジに戻れないと、このキッチンスポンジのファンになる人も多いようだ。
 
さっとすぐに取り出せて便利(筆者撮影)

一般的なキッチンスポンジと比較

 食器を洗った後は、水分だけでなくスポンジの繊維の奥にも食品の汚れや油汚れなどが付着するため雑菌の温床になりやすい。

 一説には多くのキッチンスポンジには1億個以上の細菌が潜んでおり、その数はトイレのブラシに付着している菌の数に匹敵するともいわれる。

 しかし毎回除菌するのは手間がかかり、とりわけただでさえ忙しい夜の時間帯に作業が増えるのは負担に感じるだろう。

 そんな悩みを解消するべく発売された「毎日取り換えて使う」という発想のキッチンスポンジは、まさに待望のアイテム。かゆいところに手が届く商品といえるだろう。

 では一般的なキッチンスポンジと比較して、使い勝手やコスパなどはどうなのかチェックしてみよう。
 
薄さは一目瞭然である(筆者撮影)

洗いやすい「薄さ」

 一般的なキッチンスポンジと毎日とりかえキッチンスポンジを比較すると、大きさはそこまで大差ないのだが圧倒的に違うのが薄さだ。なんともペラペラで、筆者は最初、正直頼りなさを感じずにはいられなかった。

 しかし実際に使用してみると想像とは真逆で、この薄さがゆえの使い勝手の良さを実感したのである。小回りが利くため大きなスポンジでは届かない洗いづらい食器のすみや、グリルで魚を焼いたあとに網に残ってしまった焦げもしっかりと洗える。

 また弁当箱の蓋のすき間や水筒のキャップ、口の狭いコップの底などは、今まで別のブラシで汚れを落としたり、漂白剤を使用したりと煩わしさを感じていたので、このスポンジ一つで問題が解決したことにかなり感動を覚えた。
 
サイズは幅5×奥行11×高さ1.2cm(筆者撮影)

泡立ちの良さ

 一方でスポンジが薄いと泡立ちが悪く、食器用洗剤を何度も足さねばならないのでは、と筆者は懸念していた。しかし、その心配も無用だった。確かに柔らかいスポンジのようにモコモコと泡立つというほどではないが、食器を一通り洗うには十分な泡立ちである。
 
泡立ちも問題なし(筆者撮影)

水切れの良さ

 そしてスポンジを水ですすいだ後の水切れの良さは、約1.2cmの薄さだけあって抜群だ。食器洗いが終わった後は絞ってシンクの端に立てかけておけば、あっという間に乾いてしまう。これなら数日使用しても雑菌の繁殖を抑えられるだろう。
 
薄いがゆえにすぐに乾く(筆者撮影)

コストパフォーマンス

 どんなに使い勝手がよく便利なアイテムでも、やはり気になるのはコスパだ。このキッチンスポンジはコスパも最強なのだ。

 筆者はそれまで、1個170円のキッチンスポンジを約2週間で取り換えていたため、このスポンジを使うようになってからランニングコストは下がった。

油ギトギトのフライパン洗いにも

 油を多く使用した料理を作った後のフライパン、カレーやトマト料理など色の濃い料理をした鍋を洗ったスポンジはその後が大変だ。びっしりと油やソースの色が付いたスポンジを見て、ため息を漏らす人も少なくないのではないか。

 そんな時、スポンジに油や色が着くことを気にせずにガシガシと洗えるところも、このスポンジのメリットといえるだろう。スポンジ自体は硬めで比較的ザラザラとした質感なためか、一般的なスポンジと比べて油汚れの落ちやすさを感じた。

 しつこい汚れが一度で落とせるスポンジなので、食器にキズがつかないかと少し心配になったが、筆者が確認した限り問題ないようなので今では快適に使用している。

 ニトリの公式サイトでは、取り扱いの注意点として「漆器などキズがつきやすいものには使用しないでください」とある。キズが心配な場合は目立たない場所で試してから使用すると良いだろう。
 
食器洗いのストレス軽減(筆者撮影)

食器洗いの後はシンクのついで磨きで見た目も気持ちもスッキリ爽快

 このキッチンスポンジは使い捨てタイプとして販売されているため、一般的なキッチンスポンジと比較すると耐久性は低い。しかし、1日使用しただけでへたってしまうほど弱くもない。

 「毎日とりかえキッチンスポンジ」と名は付いているが、食器洗いのみに使用するのであれば1日とは言わず数日使用しても良いだろう。また毎日の食器洗いの後、ついでにシンクまわりもササッと磨いてしまうのもおすすめだ。
 
シンクや排水口も毎日清潔に保てる(筆者撮影)

 例えば食器洗い用とシンク洗い用とスポンジを分けている場合、スポンジの雑菌が気になるのはもちろん、スポンジ2個の置き場の確保もそれなりに大変だ。

 毎日とりかえキッチンスポンジで食器洗いの後にシンクまで洗ってしまえば、スポンジを別々に用意する必要もないので、いっそのこと汚れのたまりやすいスポンジ置き場自体をなくしてしまったという人もいる。

いろんなシーンで大活躍

 毎日とりかえキッチンスポンジは、1パック30個入りで299円だ。1個あたり約10円なので、スポンジの雑菌や汚れが気になったときに躊躇なく新しいスポンジに取り替えられるのは嬉しい。

 小さな子どもがいる家庭では哺乳瓶や子どもの食器洗い用としてその都度交換して使えて、ペットがいる家庭ではペット用の食器洗いスポンジとして活用もできる。

 また筆者は、野菜を洗うための専用スポンジまではわざわざ用意しないが、じゃがいもやごぼうなど泥の付いた野菜を洗いたいというときにもサッと使えて重宝した。

 さらには1日使用してもまだまだ使えるため、食器洗いとシンク洗いのついでに時にはコンロ周り、時には洗面台、風呂場の水道蛇口やシャワーホースなど目につく箇所をついでに磨いていたのだが、気付くと家中綺麗になっていたのは嬉しい副産物であった。

 このスポンジは30個も入っているが、コンパクトで保管にも場所を取らないので常備しておきたい。
 
カビが気になるシャワーホースも綺麗に(筆者撮影)

キッチンまわりのストレスを取り除き、快適に過ごそう

 ニトリの「毎日とりかえキッチンスポンジ」は、今まで雑菌に不安やストレスを感じながらキッチンスポンジを使用していた筆者にとって、まさに目からうろこのアイテムである。

 色々なスポンジを試した中でも、コスパや使いやすさ、清潔さなどトータルにみて特にお気に入りのアイテムに加わった。

 湿気や気温の上がる夏は特にカビや雑菌の繁殖が気になる季節。キッチンまわりの雑菌が気になるという人はぜひ一度毎日とりかえスポンジを試してみていただきたい。(GEAR)
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