Amazonは、Echo Showシリーズのエントリーモデル「Echo Show 5（第3世代）」を日本で販売開始した。

性能もデザイン性もアップ

　「Echo Show 5」は、Alexa搭載の5.5インチのコンパクトなスマートディスプレイ。Alexaに話しかけることで、ニュースや天気などを一目で確認できるほか、ビデオ通話、音楽や動画のストリーミング再生ができる。また、アラームやタイマーをセットしたり、エアコンや照明などのスイッチの切り替えたり、Ringなどの対応するカメラやドアベルの映像を画面で確認したりなど、Echo Showシリーズに対応するスマート家電を音声でも画面上でも操作することができる。

　第3世代モデルでは、チャコールとグレイシャーホワイトに加え、新色のクラウドブルーが加わった。5.5インチのタッチスクリーンで、サイズは、幅147mm×高さ82mm×奥行91mmとコンパクト。リビングの棚や、寝室のベッドサイド、キッチンにも置きやすく、見やすいサイズとなっている。
 
　新たにAZ2 Neural Edgeプロセッサーを搭載し、前世代に比べて20％処理速度が速くなった。また、Alexaの反応感度を向上させるため、マイクも増設している。

　前世代からスピーカーを刷新。音楽やポッドキャスト、オーディオブック、動画などの再生を聴く際の低音が倍増し、よりクリアなボーカルと深みのあるサウンドを提供する。
　新世代モデルでは、スマートホーム製品の標準規格Matterにも対応。そのため、様々なスマートホーム製品のセットアップが簡単に行える。Matter対応のデバイス同士をシームレスに連携できるので、スマートホームも気軽に導入しやすくなる。

　Echoシリーズのデバイスは、何重ものプライバシー保護対策を用いて設計されている。マイクのオン／オフボタンや音声録音の削除機能の提供など、ユーザーにはAlexaの利用に関する透明性とコントロールが確保されている。

　さらに、新世代モデルは、サステナビリティ（持続可能性）を考慮してデザインされている。本体には再生利用ポリエステル糸が100％使用され、再生利用アルミニウムが80％使用されている（デバイス、ケーブル、電源アダプタ含む）。また、梱包材の99％が、適切に管理された森林やリサイクル資源から調達された木質繊維でできている。デバイスを使用していない時は、消費電力を抑える低電力モードに切り替わる。