オリジナルシューズブランド「ccilu（チル）」を展開するチル・ジャパンは、本田技研工業（Honda）とのコラボレーションによるスタイリッシュでサスティナブルなシューズの先行予約販売の受付を、6月30日から応援購入サービス「Makuake」で開始する。

目を引く「Honda」のウィングマーク

　二輪車業界国内最大手の「Honda」と、究極の履き心地を追求する靴ブランド「ccilu」がタッグを組み、バイクファンや「Honda」を愛する人々のために作った限定モデルスニーカーが登場する。「ccilu」の人気シリーズである「コーヒーかす」を素材に使ったサスティナブルなシューズに、「Honda」のバイクを想起させる“遊び心あるテイスト”をふんだんにあしらっている。デザインにこだわった「防水コーヒーブロックスニーカー」と「防水コーヒースニーカー」2種類の「Honda」限定モデルスニーカーを、1000足（1デザイン500足）の完全受注生産で販売する。
 
　コーヒーをドリップで淹れた後に残る「コーヒーかす」には、優れた消臭・除湿効果があるとされている。「コーヒーかす」がもつ特徴は、ムレや臭いなど、靴にまつわる“気になる悩み”を解消するのにピッタリ。チル・ジャパンではその点に着目し、「コーヒーかす」がもつ効果を活用したシューズを作れないかと試行錯誤を重ねた。
 
　「コーヒーブロックスニーカー」は、あらゆる部分に、「コーヒーかす」が素材として使用されている。1足あたり約15杯分の「コーヒーかす」が使われており、廃棄されるはずのものを資源として再利用できると同時に、石油原料の代替品として環境負荷の軽減を実現し、SDGsの取り組みにも貢献している。

　今回は、東京・港区「Honda Welcome Plaza AOYAMA」内のカフェ「MILES Honda Cafe」で出る「コーヒーかす」を「ccilu」製品に使用し、サスティナブルなスニーカーを製造・販売するという異色のコラボレーションが実現した。

　新たに販売するシューズは、「Honda」のバイクをイメージしたスタイリッシュなデザインと、派手なカラーリングが特徴。側面に「Honda」バイクのロゴ「ホンダウィング」をあしらい、正面には「Honda」と「ccilu」のブランドロゴをステッカー風にレイアウトしている。
 
　環境に優しいだけでなく、「コーヒーかす」のもつ消臭・除湿効果で、ムレや臭いなどの“靴の悩み”も解消してくれる。約380gと超軽量で履きやすく、全天候型対応の防水スニーカーは、雨にも強く、洗濯機で丸洗いもできるので、汚れても気軽にお手入れが可能となっている。

　また、衝撃吸収力に優れた独自素材「ccilucell（チルセル）」を使用しており、超軽量でふわふわとほどよい弾力性が足腰への負担を軽減する。まるで雲の上を歩いているような履き心地で、見た目からは想像もできない歩きやすさ。履いていて、疲れにくいのも特徴とのこと。
 
　雨でも晴れでも、あらゆる天候で履ける全天候型。高い防水性を備えているが、レインシューズに見えないため、雨が上がった後に履いていても恥ずかしくない。「出かけるときには雨が降っているけど、出先から帰るときには晴れそうだ」といった場合にも重宝する。
 
　足全体に優しくフィットするインナーがかかと部分までカバーするので、靴ずれしにくく安心。そのうえカポカポせず、歩きやすいのも特徴で、靴ひもをほどかずにスポッと脱ぎ履きが可能となっている。

　アッパーは100％の防水性を備えている。アッパー表面に汚れに強いバフ加工を施しており、泥汚れもサッと水で流すだけでOK。洗濯機での丸洗いも可能。

　靴ひもには、ペットボトルからできた再生繊維「R-PET」を使用。細かい部分まで、サスティナブルを意識している。

　インソールは、スポーツシューズなどでおなじみのオーソライト製。通気性がよく軽快な踏み心地。エココーヒー糸である「S.Cafe」を表面に使用しており、消臭・除湿効果で蒸れにくく、快適に履くことができる。

　Makuake先行予約価格は、「防水コーヒーブロックスニーカー」が1万4454円（定価1万9800円）、「防水コーヒースニーカー」が1万2045円（定価1万6500円）。Makuakeでの先行予約販売は9月26日まで。11月頃から順次配送する予定。