E-KONは、7月1日から施行が予定されている改正道路交通法に合わせ1年半以上の期間をかけて開発を行った特定小型原付の新モデル「E-KON City」の予約販売を6月24日に開始した。

最大航続距離は約80km！

　7月1日から施行されることになった改正道路交通法により、一定の条件を満たした電動キックボードは16才以上であれば、運転免許不要、ヘルメット着用は努力義務で運転することができるようになる。
 
　今回の新モデル「E-KON City」は、同社最高スペックの公道走行可能な電動キックボード「E-KON grande PLUS」をベースに開発を行った。その結果、約80kmという最大航続距離を実現し、さらに同社が独自開発を行ったプログラムにより登り坂のパワフルさと安全性を引き継ぐことができた。これによって、特定小型原付の弱点である坂道を克服することに成功し、より手軽に乗れるようになっている。
 
　また、走行時の安定性を増すために通常よりもタイヤ幅が広く、バイクなどに使われているパンクしづらいチューブレスワイドタイヤを全車種に標準装備している。

　開発期間中に提携工場と製造費の交渉を行ったことで、業界最高スペックの最大航続距離約80kmと安全性と坂道性能を搭載しながら12万9800円という特別価格を実現した。