エレコムは6月下旬に、整形外科医と共同開発した、手を自然に乗せるだけで使える「EX-G」マウス新モデルのSサイズ、Mサイズを発売する。カラーは、ブラック、ブルー、ホワイトの3色。価格はオープン。ラインアップは、有線モデル（実勢価格はMサイズが3380円、Sサイズが3280円）、2.4GHz無線モデル（実勢価格はMサイズが4280円、Sサイズが4180円）、Bluetoothモデル（実勢価格はMサイズが4780円、Sサイズが4679円）の3種類を用意する。

「腕橈骨筋」と「総指伸筋」に着目

　EX-Gマウスの新モデルは、習志野台整形外科内科の宮川一郎院長との協力で、手首を動かす「腕橈骨筋」と指を動かす「総指伸筋」に着目して、マウスを動かす手の筋に最適な角度と形状を追求することで究極の使い心地を実現している。
 
　手を自然に乗せるだけで使えるので、余計な力がかからず手首と指の両方の負担を極限まで抑えた使い心地となっており、握っていないような心地よさを実現すべく、角がなくつなぎ目を感じさせない造形を採用した。また、各ボタンへアクセスしやすいシームレスな操作感など、さらに進化した握り心地を目指している。
 
　いずれのモデルも、本体は左右ボタンとホイールに、「進む」「戻る」ボタンを加えた5ボタンタイプで、左右ボタンにはパナソニックが開発した静音スイッチを採用し、クリック感と耐久性を損なうことなく高い静音性を実現した。クリック音が響かないので、会議中のPC操作や在宅勤務時の早朝・夜間の作業などでも気にせず使用可能で、本体表面に抗菌加工を施すことで菌の繁殖を抑え、清潔に保てる。

　そのほか、小さい凹凸やほこりがある環境でも正確にポインターを動かせる「BlueLEDセンサー」を搭載し、木材・樹脂・ガラス製のデスク、ノートやテーブルクロスの上などでも快適に操作できる。また、無料でダウンロード可能なボタン機能割り当てソフト「エレコムマウスアシスタント」を使えば、ボタンに好みの機能を割り当てられる。

　対応OSは、有線モデルがWindows 11/10、macOS 13以降、ChromeOS、2.4GHz無線モデルがWindows 11/10、macOS 13以降、ChromeOS、BluetoothモデルがWindows 11/10、Android 12以降、macOS 13以降、iOS 16以降、iPadOS 16以降、ChromeOS。

　2.4GHz無線モデルとBluetoothモデルは、別途電源として単3形アルカリ乾電池/単3形マンガン乾電池/単3形ニッケル水素電池のいずれか1本が必要。
 
　Sサイズは、中指の先端から手のひらの下までの長さが165mm以下、Mサイズは165～180mmの人に適している。なお、Lサイズ、XLサイズは後日の発売を予定する。