人気クラウドストレージ「pCloud」から、パスワード管理ツールが登場した。高いセキュリティの中で手軽にパスワードの一元管理ができるという。そこで今回は「pCloud Pass」の実際の使用感をレビューとしてお届けする。
日本語対応の買い切り型クラウドストレージとして注目を集め、ユーザー数が1800万人を超える「pCloud」に、パスワード管理ツールのpCloud Passが登場した。まずは、pCloud Passの主な特徴についてみていこう。
ユーザーはクリックを押すだけで、あらゆるサイトやアプリへログインできるようになる。わずらわしいパスワードの管理は、全てpCloud Passに丸投げできるのだ。
簡単にいえば、パスワードなどのデータは自分の端末の中で暗号化され、マスターパスワードがない限りは復号化できない仕組みになっているのだ。pCloudのスタッフでさえ、その中身を知ることはできないため、安全性は非常に高いといえるだろう。
また、スイス発祥のサービスながら、これら全てが日本語対応になっているのも注目点だ。日本製ツールと同じ感覚で利用できるため、不便を感じずにパスワード管理ができるだろう。
pCloud Passの料金は月額・年額のほか、pCloudと同様に買い切り型にも対応していることが魅力だ。1度買えば一生使えるため、長く使えば使うほどお得になる。プランは「Free」「Premium」「Family」の3種類。Familyは5人まで利用できるため、さらにお得に利用できるだろう。
また、Freeプランは端末が1台までと制限はあるものの、無料で利用できるためお試しとして使ってみるのもおすすめだ。
ではいよいよ、実際のpCloud Passの使用感について紹介していこう。
今回は、パソコンのブラウザでpCloud Passを利用した。まずは公式サイトからサインアップを行い、アカウントをつくる。ログインすると、画面が英語表示となっており、これはアカウントの「Preferences(環境設定)」から日本語に変更できた。
「アプリ」からブラウザ拡張機能をインストールすれば、準備は完了。
ID・ユーザー名やパスワード、ログイン画面のURLを入力すれば、パスワードが登録できた。
ログイン画面へいき、入力フォームの右下にある「P」のマークをクリックすると、画像のようにパスワードやユーザー名が表示される。これをクリックするだけで、サイトへログインできた。
また、事前に登録せずとも、新しく何かのサイトへログインすると「パスワードを保存しますか?」と自動でタイトルやパスワードが表示され、ワンクリックでパスワードが登録できた。
1度ログインさえできれば、IDやパスワードを覚える必要がなくなるのは大きな魅力だ。よくIDやパスワードを忘れ、イライラしながらパスワードの再登録を行う筆者は非常に便利に感じた。
また新しくアカウントを作成する場合は、パスワードの自動生成もできる。パスワードの登録画面で、「強力なパスワードを生成する」をクリックすると、パスワードが自動で表示される。
でたらめで複雑なパスワードでも覚える必要がなく、覚えられないからとパスワードを使いまわす危険性もない。アカウントごとに強力なパスワードが手軽につくれるため、セキュリティが大幅に強化できるだろう。
またpCouldでは、パスワードの強度が測定できる「無料パスワード強度チェッカー」や、個人情報の流出状況を測定できる「無料オンラインデータ侵害チェッカー」などのサービスも提供されている。
まずは、これらを利用して現在のセキュリティ状況をチェックするのもいいだろう。
pCloud Passでは、今後さらに「ゴミ箱」「文書」などの機能が追加予定だ。ますます便利になっていくpCloud Passの魅力を、ぜひ実際に感じてほしい。
「pCloud」にパスワード管理ツールが登場
日本語対応の買い切り型クラウドストレージとして注目を集め、ユーザー数が1800万人を超える「pCloud」に、パスワード管理ツールのpCloud Passが登場した。まずは、pCloud Passの主な特徴についてみていこう。
パスワードを覚えずにワンタッチでログイン!
pCloud Passの大きな特徴はパスワードを覚える必要がなくなり、ワンタッチでサイトやアプリへログインができる点だ。入力フォームに必要事項を入力するとパスワードが登録され、ログイン画面にIDやパスワードが自動で表示される。ユーザーはクリックを押すだけで、あらゆるサイトやアプリへログインできるようになる。わずらわしいパスワードの管理は、全てpCloud Passに丸投げできるのだ。
強力なセキュリティでパスワードを安全に管理
パスワードは情報漏えいが許されない個人情報であり、pCloud Passはこれを極めて高いセキュリティで保護している点もポイントだ。pCloud Passでは、次世代セキュリティともいわれる「ゼロ知識プライバシー(Zero-Knowledge Privacy)」をもとに、セキュリティが構築されている。簡単にいえば、パスワードなどのデータは自分の端末の中で暗号化され、マスターパスワードがない限りは復号化できない仕組みになっているのだ。pCloudのスタッフでさえ、その中身を知ることはできないため、安全性は非常に高いといえるだろう。
全ての端末・OS・ブラウザで利用できる
pCloud Passには、ブラウザ拡張機能と、スマホアプリ、Webアプリがあり、これらは全ての端末・OS・ブラウザで利用できる。つまり、例外なくあらゆるサイトやアプリでパスワード管理をする必要がなくなるのだ。また、スイス発祥のサービスながら、これら全てが日本語対応になっているのも注目点だ。日本製ツールと同じ感覚で利用できるため、不便を感じずにパスワード管理ができるだろう。
pCloud Passの料金
pCloud Passの料金は月額・年額のほか、pCloudと同様に買い切り型にも対応していることが魅力だ。1度買えば一生使えるため、長く使えば使うほどお得になる。プランは「Free」「Premium」「Family」の3種類。Familyは5人まで利用できるため、さらにお得に利用できるだろう。
また、Freeプランは端末が1台までと制限はあるものの、無料で利用できるためお試しとして使ってみるのもおすすめだ。
pCloud Passでパスワード管理から解放!
ではいよいよ、実際のpCloud Passの使用感について紹介していこう。
驚くほど手軽にパスワード管理ができる!
今回は、パソコンのブラウザでpCloud Passを利用した。まずは公式サイトからサインアップを行い、アカウントをつくる。ログインすると、画面が英語表示となっており、これはアカウントの「Preferences(環境設定)」から日本語に変更できた。
「アプリ」からブラウザ拡張機能をインストールすれば、準備は完了。
ID・ユーザー名やパスワード、ログイン画面のURLを入力すれば、パスワードが登録できた。
ログイン画面へいき、入力フォームの右下にある「P」のマークをクリックすると、画像のようにパスワードやユーザー名が表示される。これをクリックするだけで、サイトへログインできた。
また、事前に登録せずとも、新しく何かのサイトへログインすると「パスワードを保存しますか?」と自動でタイトルやパスワードが表示され、ワンクリックでパスワードが登録できた。
1度ログインさえできれば、IDやパスワードを覚える必要がなくなるのは大きな魅力だ。よくIDやパスワードを忘れ、イライラしながらパスワードの再登録を行う筆者は非常に便利に感じた。
強力なパスワードの自動生成も便利!
また新しくアカウントを作成する場合は、パスワードの自動生成もできる。パスワードの登録画面で、「強力なパスワードを生成する」をクリックすると、パスワードが自動で表示される。
でたらめで複雑なパスワードでも覚える必要がなく、覚えられないからとパスワードを使いまわす危険性もない。アカウントごとに強力なパスワードが手軽につくれるため、セキュリティが大幅に強化できるだろう。
またpCouldでは、パスワードの強度が測定できる「無料パスワード強度チェッカー」や、個人情報の流出状況を測定できる「無料オンラインデータ侵害チェッカー」などのサービスも提供されている。
まずは、これらを利用して現在のセキュリティ状況をチェックするのもいいだろう。
pCloud Passでセキュリティを強化しよう
筆者は今回初めてパスワード管理ツールを使ってみたが、非常に便利で驚いた。利便性が高くセキュリティはより強固にできるため、これまで悩まされてきたパスワード管理から完全に解放されるツールといえるだろう。pCloud Passでは、今後さらに「ゴミ箱」「文書」などの機能が追加予定だ。ますます便利になっていくpCloud Passの魅力を、ぜひ実際に感じてほしい。