日立グローバルライフソリューションズは7月上旬に、旨みを閉じ込めてこんがりジューシーに焼き上げる「熱風旨（うま）み焼き」を採用したコネクテッド家電の過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ MRO-W10B」を発売する。価格はオープン。

肉料理に加え、新たに魚料理にも対応

　「MRO-W10B」は、独自のセラミックプレートと熱風で食材を包み込んで一気に加熱し、旨みを閉じ込めておいしく焼き上げる「熱風旨み焼き」を採用しており、今回はこれまでの肉料理に加えて、新たに魚料理にも対応した。
 
　セラミック製のテーブルプレートなので、マイクロ波を使ったレンジの加熱、オーブン、過熱水蒸気、グリルの複合加熱（クワトロ加熱）が可能で、テーブルプレートの上に焼網をのせて、下味をつけた食材を並べ、テーブルプレートを皿受棚にセットすれば、クワトロ加熱によって表面はこんがり、肉料理はジューシーに、魚料理はふっくらと焼き上げる。

　庫内には「センター赤外線センサー」を搭載し、食品の表面温度を測って分量を推定するとともに、マイクロ波を使ったレンジ加熱で食品の温度をすばやく上げ、過熱水蒸気とオーブンの熱風で包み込むように焼き、グリルで一気に加熱して表面をこんがりと焼き上げる。食品の表面温度を測るので、冷凍からも冷蔵からも調理でき、下味をつけて冷凍した肉や魚を凍ったまま調理可能なので、解凍の手間が省ける。

　操作は、液晶画面から肉・魚の種類や形状を選択するだけで、あとは分量にあわせて火加減が自動で調節される。
 
　自動調理機能としては、ほかにもスイーツや「簡単ボウルメニュー」「やわらかメニュー」が作れるオートメニューを用意する。
 
　そのほか、汚れても外して丸洗いできる日立独自の「外して丸洗いテーブルプレート」、シリコン系塗装を施し汚れが落としやすい側面、ヒーターが露出していないので拭きやすいフラットな天面、大量のスチームで汚れが落としやすい「清掃」コースなど、調理後のお手入れのしやすさにもこだわった。また、「ヘルシーシェフアプリ」との連携にも対応している。

　あわせて、一部の仕様や本体カラーの異なる「MRO-W1B」を7月上旬に、重さにあわせたあたため・調理が可能な「MRO-S8B」を7月中旬に発売する。価格はどちらもオープン。