パナソニック システムネットワークス開発研究所と協和は6月中に、両社の協業によって開発した肌状態の自己管理をおこなうスマートフォン向けアプリ「fracora 美肌スキャン」（iOS版）を公開する。

エイジングケア美容液の「協和」と協業して開発

　「fracora 美肌スキャン」は、協和が運営する生命科学技術へ着目している「fracora（フラコラ）」での知見と、パナソニック システムネットワークス開発研究所の有する先端センシング技術の融合によって、高精度な肌分析を実現しており、近畿大学医学部の山田秀和教授がアドバイザーとして参画している。

　高度な解析技術によって肌の状態がスコアでわかるだけでなく、エイジングの状態を分析しわかりやすく表示することで肌の情報を時系列で見える化することで、毎日や季節ごとの肌状態の変化を数値で管理できる。さらに、肌状態にあわせて1人ひとりに最適なケアアドバイスを提示し、ユーザーの美容と健康をサポートする。

　公開時点では、毛穴・キメ・しわ・小じわ・たるみ・クマ・シミの7項目をスコア化して推定肌年齢を提示する機能、項目ごとに現在の肌状態のレベル感を色のグラデーションで表現し、ケアが必要な部分を濃いブルーから薄いブルーでわかりやすく段階的に表示する機能、肌状態とそのスコアを長期的に時系列に可視化することで、体調や季節の変化による肌のコンディションの把握を可能にする機能、肌状態のスコアが低かった点を中心に「fracora」のノウハウを蓄積したAIが、肌分析結果に基づいて最適なケア方法とおすすめのフラコラアイテムをレコメンドする機能を搭載している。